ギリギリの女たち 作品情報
ぎりぎりのおんなたち
2011年の夏。震災の傷跡が残る気仙沼市唐桑町にある一軒家。震災を機に、ダンサーの長女・高子(渡辺真起子)がニューヨークから実家へ帰ってくる。15年ぶりにわが家で彼女は、同じく故郷を離れ、東京で主婦をしている次女・伸子(中村優子)と再会。ふたりの会話はどこかぎこちなく、噛み合わない。そんな中、姉たちに取り残され、一人で家を守り続けてきた三女の里美(藤真美穂)が現れる。里見は突然戻ってきた身勝手な姉たちに対して、ため込んでいた怒りを爆発させる。バラバラになってしまった3姉妹。傷つき合いながら、徐々に互いの気持ちを吐き出し、やがて彼女たちの心に変化が訪れる……。
「ギリギリの女たち」の解説
「ええじゃないか・ニッポン宮城篇~気仙沼伝説」の撮影をきっかけに、気仙沼市に居をかまえた小林政広監督が被災地の復興を祈願して、2006年に書き上げてあった脚本を再構築し映画化。冒頭の35分間をワンカット、全編をわずか28カットという、実験的かつ大胆な手法で構成された意欲作。2012年3月9日より大阪で開催された第7回大阪アジアン映画祭にて上映された。
「愛の予感」でロカルノ映画祭グランプリに輝いた、小林政広による人間ドラマ。東日本大震災の傷跡が残る気仙沼市に建つ一軒家に、NYでダンサーをする長女の高子が帰ってくる。次女の伸子とぎこちないやりとりをするなか、三女・里美が現れる。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年7月28日 |
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キャスト |
監督:小林政広
出演:渡辺真起子 中村優子 藤真美穂 |
配給 | ブラウニー |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 101分 |
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