戦国少女伝 妖怪忍者忍 作品情報
せんごくしょうじょでんようかいにんじゃしのび
戦国時代、忍(鈴木絵未里)はとある山奥で、母親の鴉(吉岡奈々子)と、剣の修行中である斉藤勝秀(渡瀬剣士郎)と共に暮らしていた。鴉は妖術を使う忍者で、その能力が諸派忍者群や戦国大名たちから恐れられ、命を狙われたため山中に身を隠していた。その後生まれた忍は、鴉と勝秀しか人間を知らない。人が集まる村や町の話を勝秀から聞いた忍は行ってみたいと思うが、鴉から禁じられていた。勝秀は山中で稽古中に鴉と出くわし、剣で勝負を挑んだが手も足も出ずに敗れたため、懇願して鴉に弟子入りした。忍も過酷な修行を行っていたが、鴉はその目的を教えてくれなかった。しかし一人前になれば自由に山を降りてもいいと言い渡されており、忍はそれを目指して修行に励んでいた。また、鴉は忍の父親のことを語らない。それに関係しているのか、鴉は勝秀に、忍を怒らせると人に戻れなくなると告げる。その頃、非道な人体実験を繰り返したため、属していた風魔忍群から追われた平賀源内は、死者の体に電流を流して甦らせ、人外の能力と武器を体内に持つ機械忍者“飛び加藤”を創り出す。源内は飛び加藤を持って古巣の風魔の里へ赴き、里を壊滅させる。源内は一族の頭・小太郎と幾人かの忍者の体を使って、更に飛び加藤を作る。機械忍者群を率いて大名に取り入り、天下取りを目論む源内は、飛び加藤の性能を証明するため、誰もが恐れる鴉の首を取ることを決意する。鴉の身を案じた忍が引き返すと、そこには鴉の手だけが残されており、忍が触れると指で地に文字を書き始める。それは忍の出生の秘密で、忍の父は天狗だった。寿命が尽きようとした天狗は転生するために鴉と交わり、転生した忍を守るために鴉に相応の力を与えたのだった。
「戦国少女伝 妖怪忍者忍」の解説
戦国時代を舞台にした忍者アクション。人里離れた山中で、妖術の使い手である母の手一つで育てられた忍者の少女の出生の秘密と、母の命を狙う忍者との闘いを描く。監督は、「精霊夜曲 最も古い首つりの木」のかわさきひろゆき。出演は、本作が映画初出演となる鈴木絵未里、「カイジ2 人生奪回ゲーム」の渡瀬剣士郎。
新進俳優たちが集結した時代劇。母と山中に籠もり、剣と妖術の修行に明け暮れる少女忍者の忍。そんなある日、発明家・平賀源内が開発した機械忍者たちに母を襲われてしまう。復讐に燃える忍は、その過程で思いもよらぬ自身の出生の秘密を知る。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年4月7日 |
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キャスト |
監督:かわさきひろゆき
出演:鈴木絵未里 渡瀬剣士郎 吉岡奈々子 湯沢勉 大川原直太 竹内恵美 |
配給 | オカシネマ |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 80分 |
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