おかえり、はやぶさ 作品情報
おかえりはやぶさ
2003年5月9日。“小惑星イトカワのカケラを拾って地球に持ち帰る”という、成功すれば人類初の快挙となるミッションを帯びて、鹿児島県内之浦から、小惑星探査機“はやぶさ”が打ち上げられた。このプロジェクトには、プロジェクトマネージャーの江本智彦(大杉漣)のもと、若手スタッフとしてエンジニア助手の大橋健人(藤原竜也)、新人理学博士の野村奈緒子(杏)らも参加していた。同年12月。“はやぶさ”が順調な航行を始めた頃、打ち上げから5年半を経過した火星探査機“のぞみ”が、度重なるトラブルと故障のため、プロジェクトを終了。火星に辿り着くことなく宇宙に消えた。プロジェクトマネージャーだった健人の父・伊佐夫(三浦友和)は、税金を無駄にしたと、非難の矢面に立たされる。打ち上げから2年。いつの間にか“はやぶさ”は、宇宙に夢を抱く人々が願いを託す存在となっていた。健人の同僚、大吾(田中直樹)の息子・風也(前田旺志郎)も、母・多美(森口瑶子)の病気の回復を“はやぶさ”プロジェクトの成功に託していた。そんな風也を励ます健人の悩みは、父のこと。人生の大半を“のぞみ”に賭けてきた父は引退し、自分を責め続けていた。世間との関わりを避けて、同じ道を進む息子の健人にさえ心を開こうとしない……。2005年11月。イトカワ付近に到着した“はやぶさ”だったが、姿勢を崩して不時着。リスクを冒して2回目のタッチダウンに挑み、見事成功させる。さらに、燃料漏れや通信途絶といった度重なるトラブルを、チームワークとアイデアで奇跡的に乗り越え、“はやぶさ”は地球を目指す。その奇跡は、“はやぶさ”を見守る人々にもそれぞれの形で広がっていく。伊佐夫は社会復帰を決意、奈緒子からの講演会の依頼を引き受ける。多美の手術も成功。そして、2010年6月13日。ボロボロになりながら懸命に飛んだ“はやぶさ”は、ついに地球へ辿り着く……。
「おかえり、はやぶさ」の解説
小惑星イトカワからサンプルを持ち帰った探査機“はやぶさ”の偉業を、他の宇宙開発プロジェクトや、それらを取り巻く人間模様を交えて描く。出演は「カイジ2 人生奪回ゲーム」の藤原竜也、『妖怪人間ベム』の杏、「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」の三浦友和。監督は「鴨川ホルモー」の本木英克。2D/3D同時公開。
日本中を沸かせた、小惑星探査機はやぶさのプロジェクトを題材にしたドラマを3Dで描く。かつて父親が働いていたJAXA(宇宙航空研究開発機構)のエンジニア助手となった健人は、はやぶさのチームに参加。数々のトラブルに直面していくが……。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2012年3月10日 |
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キャスト |
監督:本木克英
出演:藤原竜也 杏 三浦友和 前田旺志郎 森口瑤子 田中直樹 カンニング竹山 豊原功補 宮崎美子 大杉漣 中村梅雀 |
配給 | 松竹 |
制作国 | 日本(2012) |
上映時間 | 114分 |
(C) 2012「おかえり、はやぶさ」製作委員会
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ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、1件の投稿があります。
P.N.「ようよ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2012-02-29
試写会で中2の息子と鑑賞しました。はやぶさの3Dは、迫力があって映像がキレイでした。宇宙にあまり感心がなかった私ですが、他のはやぶさ映画よりは、子供向け?に作られているせいか、分かりやすく楽しむ事ができました。何事も最後まで、あきらめちゃいけない!と、この映画を見て改めて思いました。最後は、拍手で試写会が終わりました。とても楽しい時間を過ごす事ができました。