RANGER 陸上自衛隊 幹部レンジャー訓練の91日 作品情報
れんじゃーりくじょうじえいたいかんぶれんじゃーくんれんのきゅうじゅういちにち
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「RANGER 陸上自衛隊 幹部レンジャー訓練の91日」の解説
自衛隊のレンジャー訓練のひとつ、陸上自衛隊の幹部レンジャー訓練に密着したドキュメンタリー。心身に苛烈な負荷をかけ、戦場さながらの様相を呈して続いていく訓練を克明に映し出す。監督は『長髪大怪獣 ゲハラ』の田口清隆。8月24日。まだまだ残暑というこの日。全国の駐屯地から27名の隊員が幹部レンジャー訓練学生として陸上自衛隊富士学校に集まった。その中の一人、奥田2尉は、所属小隊の陸曹がレンジャー出身ということもあり、訓練への挑戦を決意したと言う。しかし初日から預託すべき教室のカギを預けず、教官の怒りを買い、学生全員に反省の腕立て伏せをさせてしまうことに。この教官こそが冷静で厳格な主任教官・長尾1尉。装備品、居室等の点検でも、僅かな手入れの不行き届き、乱れも許さない。この日から91日に及ぶ訓練が開始された。10月13日。基本的な技術・知識の修得、体力増強の訓練期間を経て、学生たちは10マイル走を迎える。小銃を抱えながら12キロを走破する訓練だ。ここで失格の烙印を押されると後半の訓練に進めない。だが彼らはすべて出し切りながらも、10マイルを走破する。11月17日。学生たちは最後の訓練となる第6想定の真っ只中にあった。彼らもついに長尾教官から評価されるまでの動きを見せられるようになっていた。海上からの伊豆半島上陸を含むこれまでで最長の訓練はこの日5日目。この間ほぼ不眠不休。しかし伊豆から次の作戦地、富士の裾野へと移動した学生たちを待っていたのは晩秋の冷たい雨だった。いつ終わるとも知れぬ訓練が、学生たちの心身を極限状態へと追い込んでいく……。
陸上自衛隊の訓練のなかでも最も過酷といわれている、91日間にわたって行われる“幹部レンジャー訓練”。肉体と精神に限界を超えた負荷をかけることで、隊員たちに“不撓不屈”の精神を育ませていく同訓練に、完全密着を果たしたドキュメント。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年11月19日 |
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キャスト | 監督:田口清隆 |
配給 | マジカル |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 101分 |
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