ひとにぎりの塩 作品情報
ひとにぎりのしお
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
「ひとにぎりの塩」の解説
“奥能登”と呼ばれる能登半島の最北端で、日本最古の「揚げ浜式」という方法でつくり続けられる「揚げ浜塩」の職人たちの姿を追ったドキュメンタリー。監督は「めぐる」の石井かほり。ナレーションを「インスタント沼」のはなが担当する。かつて日本各地で生産されていた塩は“より安価で安定した塩を自国で供給すること”を目指し、1905年、国による専売制が始まった。以後、戦争や戦後の高度成長で大量需要を満たすための技術開発が繰り返された結果、古来より続く製塩技法「揚げ浜式」はあえなく姿を消す。ところが、日本で唯一「揚げ浜式」で作り続けられていたのが雄大な日本海を臨む“奥能登” 珠洲であった。石川県珠洲市仁江海岸。ここでは、海水を汲み上げて、天日と風の力を借りて乾燥させ、平釜で昼夜焚き上げるという途方もなく手間のかかる製法で塩づくりが行われている。塩づくりの家に生まれ5代目として唯一、珠洲で一家相伝で揚げ浜塩を守ってきた角花豊さんと、息子で6代目の洋さん。二人にとって伝統の技を守るとはどういうことなのか……。
海水を汲み上げ、天日と風の力で乾燥させ、平釜で昼夜を問わずに炊き上げて作られる“揚げ浜塩”。その日本唯一の生産地となった能登半島の最北端“奥能登”に生きる職人たちの姿、伝統を重んじる彼らの想いを真摯に見つめたドキュメンタリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年10月29日 |
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キャスト | 監督:石井かほり |
配給 | ヒバナ・エンタテインメント |
制作国 | 日本(2011) |
上映時間 | 85分 |
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