ふゆの獣 作品情報

ふゆのけもの

ユカコ(加藤めぐみ)は、同じ職場で働くシゲヒサ(佐藤博行)とつき合っているが、最近、シゲヒサの浮気を疑っている。精神的に不安定になり、駅の地下道で倒れたユカコを介抱したのは、同じ職場で働くノボル(高木公介)だった。ノボルはアルバイトのサエコ(前川桃子)に恋し自分の気持ちを伝えるが、シゲヒサと密会を繰り返していたサエコは、ノボルを同僚以上には見ていなかった。地下道で介抱したことをきっかけに、ユカコとノボルはお互いの事を語り合う。そして、ひとつの狭い部屋で4人が顔を合わせる機会が訪れる……。

「ふゆの獣」の解説

同じ職場で働きながら、それぞれに惹かれあう男女4人の若者の熾烈な感情のぶつかり合いを描く『かざあな』の内田伸輝監督作。脚本は作られず、プロットとなるセリフだけでほとんどが即興で撮影された。出演は『ヘビと映子と佐藤のこと』の加藤めぐみ、『聴かれた女の見られた夜』の佐藤博行、「焦げ女、嗤う」の高木公介、前川桃子。

「えてがみ」「かざあな」の気鋭、内田伸輝が放つドラマ。当たり障りの無い態度を取り、傷つかないようにしながら愛を得ようとする4人の男女。ちょっとした拍子に人生の歯車が狂ってしまった彼らが隠してきたエゴや嫉妬を噴出させる姿を追う。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2011年7月2日
キャスト 監督内田伸輝
出演加藤めぐみ 佐藤博行 高木公介 前川桃子
配給 マコトヤ
制作国 日本(2010)
上映時間 92分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ふゆの獣」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:32

広告を非表示にするには