BUNGO 日本文学シネマ「檸檬」 作品情報

ぶんごうにほんぶんがくしねまれもん

肺を病んだ「私」(佐藤隆太)は得体の知れない不安に始終苛まれ、それまで関心を持っていた音楽や詩に興味を失い、当てもなくさまよい歩く。そんな折り、果物屋の前で「私」はふと足を止める。そこには珍しく、檸檬が並べてあった。肺病で熱を帯びた「私」の手にレモンが冷たい。「私」はその檸檬を一つ買う。そして「私」は、自分を不安にさせる様々な物事が、爆弾に見立てたレモンによって爆破される様を思い浮かべ、一人興奮するのだった。

「BUNGO 日本文学シネマ「檸檬」」の解説

不安を解消するためにある騒動を妄想する青年を描いた梶井基次郎の傑作短編の映像化。監督は「純喫茶磯辺」の吉田恵輔。主演は佐藤隆太。日本を代表する文豪たちの短編小説を映像化したTVドラマシリーズ「BUNGO-日本文学シネマ-」の1作。劇場用に編集されたディレクターズカット版。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年5月9日
キャスト 監督吉田恵輔
出演佐藤隆太 蓮佛美沙子 赤堀雅秋 和田聰宏
配給 アニプレックス
制作国 日本(2010)
上映時間 30分
公式サイト http://www.bungo.jp/

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最終更新日:2022-07-26 11:03:32

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