デッドクリフ 作品情報
でっどくりふ
5人の若者を乗せてクロアチアの自然の中を走る一台の車。乗っているのは、登山経験豊富なフレッド(ニコラ・ジロー)、その恋人で山好きなカリーヌ(マオー・ウィレル)、物静かなクロエ(ファニー・ヴァレット)とその恋人ルイック(ジョアン・リベロー)、クロエの元恋人ギヨーム(ラファエル・ロングレ)。ルイックを除く4人は高校時代の同級生。各自が様々な思いを胸に抱きながらの久しぶりの再会だった。目的の山に到着し、登山を開始する5人。だが目の前に“立入り禁止”の看板が。フレッドはそれを無視して、全員をリード。自分の恋人クロエの元恋人であるギヨームが一緒であることに苛立つルイックは、山を恐れたこともあり、中止を主張。彼を説得したのはクロエだったが、その心はかつての恋人ギヨームの視線を感じて微妙に揺れていた。やがて現れる高さ200mの古い吊り橋。ルイックがその真ん中で高所恐怖症のパニックに襲われる。クロエの誘導で何とか渡り切ると、轟音とともに吊り橋が落下。最後尾のカリーヌは、命綱一本で辛くも危機を脱する。禍々しい雰囲気に覆われてゆく大自然。だが、橋が落ちた今、後戻りはできない。山から出るためには垂直な崖を登るしかない。フレッドとカリーヌはフリークライミングで尾根に登り、ロープで3人を引き上げようと決意。だがその途中、ルイックとギヨームが宙づりに。何もできずに震えるクロエ。医師である彼女の脳裏に、患者を助けられなかった事件のトラウマが蘇る。一方、尾根に到達したフレッドとカリーヌは、3人の救助を急ぐ。だが、フレッドが鋭い歯を持つワナに足を取られる。カリーヌの助けで危機を脱し、フレッドのもとへ走るクロエたち。だが、大量の血痕を残してその姿は消えていた。何かがおかしい。得体の知れない存在を感じて凍りつく4人。だがそれは、地獄の始まりに過ぎなかった。ひとり、またひとりと、謎の影に追いつめられてゆく……。
「デッドクリフ」の解説
ロッククライミングに山を訪れた若者たちが遭遇する恐怖を描いたホラー・サスペンス。断崖絶壁や渓谷などの風景をすべてアルプスやピレネー山脈などのロケで撮影。CGや合成を一切使用しない迫力の映像が見どころ。出演は「モリエール 恋こそ喜劇」のファニー・ヴァレット。監督のアベル・フェリーは本作で長編映画デビュー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2011年1月8日 |
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キャスト |
監督:アベル・フェリー
出演:ファニー・ヴァレット ジョアン・リベロー ラファエル・ラングレ ニコラ・ジロー モード・ワイラー |
配給 | リベロ=日活 |
制作国 | フランス(2009) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 85分 |
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