トラブル・イン・ハリウッド 作品情報
とらぶるいんはりうっど
ベン(ロバート・デ・ニーロ)はハリウッドで活躍する敏腕プロデューサー。様々な難題が次々と降りかかり、頭の痛い日々が続いていた。とある試写会。ショーン・ペン(ショーン・ペン)主演でカンヌ映画祭のオープニングに決まっている作品が、大不評を買ってしまう。映画会社の女社長ルー(キャサリン・キーナー)は作品の修正を求めるが、監督のジェレミー(マイケル・ウィンスコット)はそれを拒否。最終的な編集権を持つルーは、修正しなければキャリアの終わりだと、ベンに言い放つ。その一方で、プライベートでも問題を抱えるベン。離婚した妻との間の娘ゾーイ(クリステン・スチュワート)はわけもわからず彼の前で泣きはらす。一年前に離婚した二番目の妻ケリー(ロビン・ライトペン)には未練を残したまま、中途半端な関係を保っていた。さらに、彼を悩ませたのは三日後にクランクインを控えた映画。主演のブルース・ウィリス(ブルース・ウィリス)が、役のイメージからかけ離れた髭面にメタボという姿で現場に現れたのだ。出資した映画会社の社長は怒り心頭。撮影現場に向かったベンは、ブルースを説得しようとするが、逆に怒らせてしまう。困り果てたベンは、エージェントのディック(ジョン・タトゥーロ)に説得を頼んで、その場を後にする。翌日、ジェレミーから連絡が。不評だったシーンを再編集したとのことで、なんとかカンヌの上映問題はクリア。一安心するが、まだブルースの件が片付いていない。ディックに状況を問い合わせると、ブルースからエージェント契約を切られたという。そして、ついにクランクイン初日。映画会社のお偉方が顔を揃える中、姿を現すブルース。一瞬ヒヤリとするものの、髭は剃り落され、体もすっきり。それを見て、ようやく安堵の表情を浮かべるベン。1週間後、カンヌ映画祭のオープニング上映。だが、安心しきってスクリーンを見つめるベンの目に飛び込んできたものは……?
「トラブル・イン・ハリウッド」の解説
「レイジング・ブル」などで二度のオスカーに輝くロバート・デ・ニーロ主演で、ハリウッドの映画プロデューサーの苦労をコミカルに描くバックステージもの。「ミルク」のショーン・ペンや「サロゲート」のブルース・ウィリスが本人役で出演するなど、豪華キャストが顔を揃える。監督は「レインマン」のバリー・レヴィンソン。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年9月4日 |
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キャスト |
監督:バリー・レヴィンソン
原作:アート・リンソン 出演:ロバート・デ・ニーロ ショーン・ペン キャサリン・キーナー ブルース・ウィリス ジョン・タートゥーロ ロビン・ライト・ペン スタンレー・ツィッチ クリステン・スチュワート マイケル・ウィンコット ムーン・ブラッドグッド デイ・ヤング |
配給 | フリーマン・オフィス(提供 角川映画) |
制作国 | アメリカ(2008) |
上映時間 | 104分 |
ユーザーレビュー
総合評価:3点★★★☆☆、1件の投稿があります。
P.N.「真浦塚真也」さんからの投稿
- 評価
- ★★★☆☆
- 投稿日
- 2017-05-06
ハリウッドの内情をユーモアたっぷりに描いており楽しんで観ることができました。ただ、主人公が流れに任されて右往左往しているだけなので、少し間延びしている印象を受けてしまいました。もう少し敏腕ぶりを発揮するシーンがあっても良いように感じます。