書道ガールズ!! わたしたちの甲子園 作品情報

しょどうがーるずわたしたちのこうしえん

日本一の紙の生産高を誇る“紙の町”四国中央市の高校3年生、早川里子(成海璃子)は書道部の部長。書道展でいくつか賞をもらったことはあるが、書道家である父にはなかなか認められないでいた。書道展を控えたある日、副部長で親友の篠森香奈(桜庭ななみ)が「3年間頑張った証に書道展で賞が欲しい」と里子に言ってくる。とはいうものの、才能があった岡崎美央(山下リオ)はあまり顔を見せないし、好永清美(高畑充希)は好き勝手に書いている。山本小春(小島藤子)はヘッドフォンをしていて何も喋らないありさまで、更には顧問になった臨時教員の池澤(金子ノブアキ)も部員に教える気が全くない様子。そんな池澤だったが、音楽に乗せて書をしたためる“パフォーマンス”を皆に披露すると、清美が気に入り、父親の文房具店の閉店セールの呼び込みのために“書道パフォーマンス”をやると言い出す。当日、清美のために他の部員も参加するが、初めてのパフォーマンスは皆の心がバラバラで失敗に終わる。やがて、清美が引越し、里子は美央の家庭の事情や、小春がいじめを受けていたことを知る。そして不況の折り、商店街は閉店が相次ぎ、段々と町に活気がなくなってきた。そんな中、里子は商店街に人を集めるため、自分たちの大切なものを守るため、“書道パフォーマンス甲子園”を開催することを思いつく。さっそく池澤に相談して、猛特訓がスタート。運動部のようなトレーニングに耐える日々が続き、自然と部員たちの心もひとつになってくる。そしていよいよ“書道パフォーマンス甲子園”が始まろうとしていた……。

「書道ガールズ!! わたしたちの甲子園」の解説

女子高校生たちが、大きな紙の上で音楽に乗せて筆を操り、書の腕を競い合う“書道パフォーマンス甲子園”を開催する実話を基にした青春映画。監督は「マリと子犬の物語」の猪股隆一。出演は「山形スクリーム」の成海璃子、「RISE UP」の山下リオ、「サマーウォーズ」の桜庭ななみ、「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」の高畑充希など。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2010年5月15日
キャスト 監督猪股隆一
出演成海璃子 山下リオ 桜庭ななみ 高畑充希 小島藤子 金子ノブアキ 市川知宏 森崎ウィン 森岡龍 坂口涼太郎 宮崎美子 朝加真由美 おかやまはじめ 山田明郷 森本レオ 織本順吉
配給 ワーナー・ブラザース映画
制作国 日本(2010)
上映時間 120分
公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/shodo-girls/

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「泣ける映画大好き」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2010-05-17

とても感動しました。是非観てもらいたい作品です。「つまらないと思って書いているからつまらない字になる」、「楽しんで書いているから見る人も楽しくなる」…確かに、その通りかもしれません。不況でどんどん店を閉めていったり、倒産したりするのは悲しかったですが、そんな中、書道パフォーマンスで街の宝である「紙」を守ろうというのも良かったです。

最終更新日:2022-07-26 11:03:33

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