かいじゅうたちのいるところ 作品情報
かいじゅうたちのいるところ
9歳の少年・マックス(マックス・レコーズ)は、自分の友達ばかりを大切にする姉・クレアからのけ者にされていた。ママ(キャサリン・キーナー)は、マックスを“世界の王様”と呼んでくれたパパと離婚してから、働きながら2人の子供を育てていたが、恋人(マーク・ラファロ)が家に訪ねてくると、マックスが話しかけても上の空になってしまう。マックスは学校の授業で、太陽もいつかは消えるという話を聞く。そんなある晩、ママが恋人を呼んで夕食の支度をしていると、マックスはオオカミの着ぐるみを着てママに反抗する。そしてテーブルの上で暴れ出すと、ママの怒りは頂点に達し、夕食抜きを宣告される。マックスはママに噛みつき、泣きながら家を飛び出す。見知らぬ浜辺にたどり着いたマックスは、目の前にあったボートで海に漕ぎ出し、不思議な島にたどり着く。マックスが島の奥に入っていくと、体の大きなかいじゅうたちを見つける。そのなかのひとり・リーダー格のキャロル(ジェームズ・ガンドルフィーニ)は怒りにまかせて、自分たちの小屋を叩き壊していた。仲間のひとり・KW(ローレン・アンブローズ)が新しい友達を作って出て行ってしまったことに腹を立てているらしいのだが、マックスはお構いなしにかいじゅうたちの輪に入っていく。そしてキャロルと一緒に、小屋を壊し始める。突然の子供の出現にかいじゅうたちは驚くが、キャロルは助っ人の登場に目を細める。しかしほかのかいじゅうたちは、マックスをKWの新しい友達ではないかと疑い、食べようとする。マックスは食べられないために、自分には力があり、前にいたところで20年間王様をやっていたと嘘をつく。キャロルは王様の力があれば、仲間が再びひとつになれると考える。すると王様の威力が現われたかのように、KWが現われる。KWは実は忘れ物を取りに来ただけだったが、キャロルはマックスを王様と認める。かいじゅうの王様になったマックスはかいじゅうたちに、“かいじゅうおどり”を命ずる。
「かいじゅうたちのいるところ」の解説
モーリス・センダックの同題絵本を実写映画化。家族との諍いから家を飛び出した8歳の少年と、かいじゅうたちの触れ合いを描くファンタジー。監督は、「マルコヴィッチの穴」のスパイク・ジョーンズ。出演は、「The Brothers Bloom」のマックス・レコーズ、「カポーティ」のキャサリン・キーナー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2010年1月15日 |
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キャスト |
監督:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック 出演:マックス・レコーズ キャサリン・キーナー マーク・ラファロ ローレン・アンブローズ クリス・クーパー 出演(声):ジェイムズ・ガンドルフィーニ キャサリン・オハラ フォレスト・ウィテカー ポール・ダノ マイケル・ベリーJr. |
配給 | ワーナー・ブラザース映画 |
制作国 | アメリカ(2009) |
上映時間 | 101分 |
公式サイト | http://kaiju.jp |
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ユーザーレビュー
総合評価:3.24点★★★☆☆、19件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2019-03-09
今度は吹き替え版で観た…。幼き日の感情を一頻り想い出して心揺さぶられるんだから不思議!出だしから,かいじゅうの動きも激しかったり冒険活劇の要素も多いfantasyで夢の世界に揺蕩って居る様な快さも。ステーブン・スピルバーグ監督が「未知との遭遇」等で描いてる世界観とも何処かで通じ逢うかもねぇ?