大洗にも星はふるなり 作品情報

おおあらいにもほしはふるなり

茨城県、大洗町のクリスマス・イヴ。冷たい風が吹き荒れる真冬の海の家に5人の男が1通の手紙で集められた。前代未聞の勘違いナルシストの杉本(山田孝之)、オクテなサメマニアの松山(山本裕典)、モテないくせに浮気願望が強い猫田(ムロツヨシ)、ハイテンション・バカの仁科(小柳友)、ちょい不良?オヤジで海の家のマスター(佐藤二朗)。彼らは、数ヶ月前の夏、この海の家で生活を共にしたバイト仲間だった。5人は全員、皆の憧れのマドンナ・江里子(戸田恵梨香)から「クリスマス・イヴの夜、海の家で会いたい」という手紙を受け取っていたのだ。自分だけが手紙を貰ったと思っていた彼らは、江里子が本当に会いたがっているのは自分だとアピールを始める。そこへ海の家の取り壊しを求めて弁護士の関口(安田顕)が現れる。いくつもの離婚訴訟を手がけてきた関口は、5人のくだらない言い争いに決着をつけようと、各々が語る江里子との妄想のエピソードの真実を、あらゆる物的、状況証拠から推理して次々と暴いていくのだった。関口の華麗な事情聴取に衝撃を受ける面々。特に杉本は、自信をごっそり奪われ、次第におかしくなっていく。そんな中、関口が突然、「私も好きだな、江里子さん……」と衝撃の宣言を口にする。彼女に会ったこともない関口が、ラブバトルに参戦してきたのだ。さらに、遅刻してきた天然・カラ回りキャラの林(白石隼也)も加わり、男たちの争いはますますヒートアップする。江里子の本命は本当にこの中にいるのか? そして自分勝手な妄想を暴走させる7人の男たちの、どうしようもない争いの果てに待ち受ける結末とは……?

「大洗にも星はふるなり」の解説

真冬の海の家を舞台に、一人のマドンナをめぐる7人の男たちの争奪戦を描くコメディ。監督・脚本はTVドラマ『33分探偵』の福田雄一。出演は「クローズZEROII」の山田孝之、「ROOKIES-卒業-」の山本裕典、「アフタースクール」のムロツヨシ、「トウキョウソナタ」の小柳友、「ごくせん THE MOVIE」の白石隼也、「たとえ世界が終わっても」の安田顕、「20世紀少年-第2章-最後の希望」の佐藤二朗、「アマルフィ 女神の報酬」の戸田恵梨香など。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2009年11月7日
キャスト 監督福田雄一
出演山田孝之 山本裕典 ムロツヨシ 小柳友 白石隼也 安田顕 佐藤二朗 戸田恵梨香
制作国 日本(2009)
上映時間 103分

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ユーザーレビュー

総合評価:4点★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「温かい」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2009-11-13

寒い日のLSで見たけど最近では久々に観客が映画を見た充足感や一体感に浸れた温かい館内の雰囲気。個性を活かす為なのか、役者の芝居のレベルにバラツキがあり少し残念。にしても山田孝之の芝居は堪能できた。重い役も軽いのも自由自在。普段は苦手な佐藤二朗の芝居も凄く効いていた。後もう一人目当てのヤスケン、彼を知らない人にも印象づけられたいいテンポ。なのでやはり力量で人数を減らした方が切れ味が増した気がした。

最終更新日:2023-01-06 17:45:08

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