さそり(2008) 作品情報
さそり
松島ナミ(水野美紀)は、婚約者である刑事のケンイチ(ディラン・クォ)との結婚を控えたある日、暗殺集団に襲われる。ケンイチの留守を狙ってきた彼らの狙いはケンイチの父、ナカイ教授と妹のトン。ナミは、最愛のケンイチを救いたい一心で、2人を殺害してしまう。凶悪殺人犯として逮捕され、女子刑務所に収監されるナミ。そこで待ち受けていたのは所長(ラム・シュー)のセクハラと女囚のボス、エリカ(夏目ナナ)によるリンチだった。過酷な状況にひたすら耐えるナミ。だが、刑務所内では所長公認の殺人バトルが行われていた。自分を陥れた者への復讐を誓うナミは、生き抜くためにエリカの部下を殺害。それを所長から聞いたエリカはシャワールームでナミを襲撃する。壮絶な格闘の末、エリカの息の根を止めたナミだったが、罰として屋外に吊るされ、瀕死の状態で森に捨てられてしまう。そんな彼女を救ったのは、死体収拾人と呼ばれる老人(サイモン・ヤム)。ナミの復讐に燃える心を知った老人は、過酷な訓練を開始。やがて刺客として生まれ変わったナミは老人から受け取った日本刀を背負い、町に戻る。そして、ジョンオー(石橋凌)が経営するバーに足を踏み入れたところ、偶然ケンイチと再会。事件を機に、過去の記憶を酒で全て消し去った彼はここで働いていたのだ。ナミの妖しい魅力に惹かれるケンイチ。2人は再び愛し合う。やがて、大学の医学部時代の同級生サヨ(ペギー・ツァン)が事件の黒幕であることを知るナミ。彼女と関係を持つマンダ教授の行き過ぎた臓器移植に反対していたのが、殺されたナカイ教授だった。ナミの行動に気付き、再び暗殺集団を差し向けるサヨ。果たして、ナミは復讐を遂げ、ケンイチと新たな人生を送ることができるのか……?
「さそり(2008)」の解説
数多くの映画に影響を与えた梶芽衣子主演のヒットシリーズ「女囚701号 さそり」を「ハード・リベンジ、ミリー」の水野美紀主演でリメイクしたアクション映画。婚約者の父親殺しの汚名を着せられ、刑務所に送られた女性が復讐を開始する。共演に「軍鶏 Shamo」のディラン・クォ、「鎧 サムライゾンビ」の夏目ナナ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年8月8日 |
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キャスト |
監督:ジョー・マ
原作:篠原とおる 出演:水野美紀 ディラン・クォ サム・リー ブルース・リャン エメ・ウォン 石橋凌 ラム・シュー 夏目ナナ サイモン・ヤム ペギー・ツァン |
配給 | アートポート |
制作国 | 日本(2008) |
年齢制限 | R-15 |
上映時間 | 100分 |
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