ワルキューレ 作品情報
わるきゅーれ
ドイツの敗色が濃くなった第二次世界大戦末期。シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、国家に忠誠を誓う誇り高き軍人ながらも、ヒトラー総統による独裁政権に絶望していた。このままでは、愛しき祖国に未来はない。最前線で、無謀な戦乱から部下の命だけは救おうと上官に撤退を進言し、説得の末にようやく受け入れられるも、連合軍の爆撃を浴びてしまった。生死の境をさまよいながら、片目と片手を引き換えにシュタウフェンベルクは一命を取りとめた。そして、ドイツ再建のためにヒトラー暗殺計画を企てるレジスタンスの秘密会議に参加する。しかし、そこで語られる計画は、彼にとって物足りないものだった。ある日、自宅でワーグナーを聴いていたシュタウフェンベルクは、ドイツ国内での有事に際して反乱勢力を鎮圧する「ワルキューレ作戦」のオペレーションを利用して、ナチス政権をも転覆させる計画を思いつく。そのためには、「ワルキューレ作戦」の文書を改ざんしながらヒトラーから署名を貰うこと、そして発動権を持つ司令官フロム(トム・ウィルキンソン)を抱き込むことが必要だった。レジスタンスの主要メンバーであるトレスコウ少将(ケネス・ブラナー)、オルブリヒト将軍(ビル・ナイ)、ベック参謀総長(テレンス・スタンプ)らも賛同を示し、ヒトラー暗殺計画はミッションをクリアして着々と進行していった。自ら実行者を志願したシュタウフェンベルクは、最愛の妻と五人の子供たちを送り出し、小型爆弾を忍ばせたブリーフケースを持参して、総統大本営「狼の巣」へと向かう。ヒトラーも参加する作戦会議室にブリーフケースを置き、その場から去るシュタウフェンベルク。10分後、「狼の巣」は爆破され、暗殺計画は成功したかに見えた。しかし、ヒトラーは生き延びて、「ワルキューレ作戦」は失敗に終わる。処刑されるシュタウフェンベルクは、それでも祖国の未来を信じていた。
「ワルキューレ」の解説
ドイツ国内で実行されたヒトラー暗殺計画を描くサスペンス・アクション。現在ではドイツの英雄として知られるシュタウフェンベルク大佐を、「ザ・エージェント」「マグノリア」のトム・クルーズが演じる。他の出演者も、「恋の骨折り損」「ハリー・ポッターと秘密の部屋」のケネス・ブラナー、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのビル・ナイ、「ウォンテッド」のテレンス・スタンプなど名優たちが集まった。監督・製作は、「ユージュアル・サスペクツ」「X-メン」シリーズのブライアン・シンガー。脚本は、「ユージュアル・サスペクツ」でアカデミー賞オリジナル脚本賞を受賞し、ブライアン・シンガーとは盟友であるクリストファー・マッカリー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年3月20日 |
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キャスト |
監督:ブライアン・シンガー
出演:トム・クルーズ ケネス・ブラナー ビル・ナイ トム・ウィルキンソン カリス・ファン・ハウテン トーマス・クレッチマン テレンス・スタンプ エディ・イザード ケヴィン・マクナリー クリスチャン・ベルケル ジェイミー・パーカー デヴィッド・バンバー トム・ホランダー デヴィッド・スコフィールド ケネス・クランハム ハリナ・ライン ヴェルナー・ダーエン ハーヴェイ・フリードマン |
配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(2008) |
上映時間 | 120分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:3.64点★★★☆☆、14件の投稿があります。
P.N.「タサラ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2009-04-19
ナチスに関する映画だっと知り、また、トムクルーズ主演とあって見ました!
トムクルーズの名演技に圧倒され、最初から最後まで話に入り込めました