ディファイアンス 作品情報
でぃふぁいあんす
1941年、第二次世界大戦下、ドイツ軍はベラルーシを占拠。ナチス親衛隊と地元警察はユダヤ人狩りを始める。8月。両親を殺されたユダヤ人兄弟、トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズス(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)は子供の頃から遊んでいたリピクザンスカの森に逃げ込んでいた。そこへ、3人と同じように逃げ惑うユダヤ人が次々と合流する。トゥヴィアは食料と武器を入手するため、父の親友だったコシュチュクを訪ねると、そこにも数人のユダヤ人が身を隠していた。トゥヴィアは、コシュチュクに頼まれ、他のユダヤ人たちも森の中へと案内する。10月。数十人となったユダヤ人の共同体は森の中に家を建て、やがて彼らは“ビエルスキ・パルチザン(武装組織)”と名乗り、銃で武装し始める。だがドイツ軍への攻撃を行なっていたある日、銃撃戦で2人の犠牲者を出し、アザエルも行方不明に。森の中で、仲間の喪失や空腹、不安を抱え、同胞の間でもいざこざが起き始めていたとき、トゥヴィアは皆でこの森で暮らすことを提案。生き残ることが復讐だという彼の意見に仲間たちも賛同するのだった。そんな中、トゥヴィアがコスチュクの家に食料をもらいに行くと、2人のユダヤ人女性と共にアザエルがかくまわれており、コスチュクが納屋の先に吊るされ殺されていた。1942年。ソ連軍キャンプは敵の攻撃から逃れるため、撤退を始める。それを拒むズスだったが、ソ連軍は受け入れず、森を後にする。まもなくして森の中に爆弾が打ち込まれた。逃げ惑う人々。アザエルら数人が残り、銃を手に時間を稼ぐ。その間、トゥヴィアが仲間たちを誘導、森の奥へと進んでいった。ロープやベルトで全員をひとつ繋ぎにして、大きな沼をようやく渡りきると、そこにはドイツ軍が待ち受けていた。激しい銃撃戦が繰り広げられ、トゥヴィアたちは劣勢を強いられていく……。
「ディファイアンス」の解説
第二次世界大戦中、約1200人のユダヤ人の生命を救った3兄弟の実話に基づく戦争ドラマ。製作・監督・脚本は「ラスト サムライ」のエドワード・ズウィック。出演は「007/慰めの報酬」のダニエル・クレイグ、「トータル・フィアーズ」のリーヴ・シュレイバー、「父親たちの星条旗」のジェイミー・ベルなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2009年2月14日 |
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キャスト |
監督:エドワード・ズウィック
原作:ネカマ・テク 出演:ダニエル・クレイグ リーヴ・シュレイバー ジェイミー・ベル アレクサ・ダヴァロス アラン・コーデュナー マーク・フォイアスタイン トマス・アラナ ジョディ・メイ ケイト・フェイ イド・ゴールドバーグ イーベン・ヤイレ マーティン・ハンコック ラヴィル・イスヤノフ ジャック・コマン ジョージ・マッケイ ジョンジョ・オニール サム・スプルエル ミア・ワシコウスカ |
配給 | 東宝東和 |
制作国 | アメリカ(2008) |
上映時間 | 137分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「有楽町」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2009-02-05
映画よかったです。銃撃戦や目を何回も塞いだシーンもありますが、最近のアメリカ海外ドラマをそういう場面は考えれば同じ位かな。背景が森のせいか、見ていて辛くない。戦争になったら、自分はどのタイプどの立場になるかと考えさせられた。どの立場の人も家族がいて、生きたいとおもっている。戦争は不幸、二度としていけないと願った。