ザ・フー:アメイジング・ジャーニー 作品情報
ざふーあめいじんぐじゃーにー
空襲で荒れ果てたロンドン。伝説的ロック・バンド“ザ・フー”のメンバーはここで生まれ育った。ヴォーカリストのロジャー・ダルドリーを中心に結成された“ザ・デトゥアーズ”は、やがて“ザ・フー”へと改名、デビューを迎える。そして映し出される“ザ・フー”の進化を辿る数々の貴重な映像。64年の“ザ・フー”最古のライブ映像『ザ・ハイナンバーズ』、65年に開催されたマーキー・クラブでのライブから『ヒートウェイヴ』、『ザ・フー・セル・アウト』完成直後のインタビュー映像など。だが、数々の栄光に彩られた歴史の裏で、メンバー間の対立や確執、解散の危機など苦悩も絶えなかった。69年のアルバム『トミー』の大ヒットによってギタリスト、ピート・タウンゼンドにのしかかってきたプレッシャー。タウンゼンドとともにロック・オペラを生み出したマネージャーとの決別。インドの導師へと心の拠りどころを求めてゆくタウンゼンド。一方、破天荒な言動で注目を浴びたドラマーのキース・ムーンは、自らの過失で親友だった運転手が事故死。孤立したムーンはドラッグや飲酒に溺れ、バンド活動に支障をきたすまでになってゆく。そして遂に迎える死。スティングやU2のエッジなど数々のトップスター達による証言を交えながら、決して順風満帆ではなかったバンドの闇の部分へ切り込んでゆく。その一方で、熱気溢れる最高のパフォーマンスの数々も登場。表と裏の両面から彼らの魅力を描き出す。02年にはベースのジョン・エントウィッスルの死をきっかけに、ロジャーとタウンゼンドの間に友情が復活。長い間、対立関係が伝えられた2人だったが、ここで生まれた強固な信頼関係が現在の“ザ・フー”を支えている。そして彼らは今もステージに立ち続ける。
「ザ・フー:アメイジング・ジャーニー」の解説
64年のデビュー以来、世界のロック・シーンをリードする英国のバンド“ザ・フー”の歩みを辿ったドキュメンタリー。貴重な映像と数々の有名人による証言で、紆余曲折を経ながらも活躍を続ける彼らの生の姿を描き出す。監督は「ワイト島1970/輝かしきロックの残像」など音楽ドキュメンタリーで腕を振るうマーレイ・ラーナー。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年11月22日 |
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キャスト |
監督:マーレイ・ラーナー
出演:ロジャー・ダルトリー ピート・タウンゼント ジョン・エントウィッスル キース・ムーン |
配給 | ヘキサゴン |
制作国 | アメリカ イギリス(2007) |
年齢制限 | PG-12 |
上映時間 | 120分 |
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