チェブラーシカ(デジタルリマスター版)(1969) 作品情報
ちぇぶらーしかでじたるりますたーばん
<第1話:ワニのゲーナ>果物屋のおじさんが木箱を開けると、中には小さな生き物が眠っていた。起こしてもすぐに倒れるので“チェブラーシカ(=ばったり倒れ屋さん)”(クララ・ルミャーノワ)と名付けられたこの生き物は、正体不明のため動物園が受け入れを拒否。結局、古ぼけた電話ボックスを住処にリサイクル屋で働くことになる。ある日、電話ボックスの貼り紙に気付いたチェブラーシカ。それは孤独なワニ・ゲーナが書いた“友達募集”の呼びかけだった。それを見た子犬のトービクと少女ガーリャ、ライオンのレフ・チャンドルやキリンや猫など、街の住人たちが集まってくる。<第2話:チェブラーシカ>ゲーナの誕生日におもちゃのヘリコプターをプレゼントしたチェブラーシカ。二人がそれで遊んでいたところ、チェブラーシカがおもちゃと一緒に飛ばされてしまう。慌てて追いかけるゲーナ。チェブラーシカが無事降り立った先では、ピオネールという少年団の4人組が小鳥の巣箱を作っていた。二人が仲間に入れてほしいと頼むと、少年たちは条件があると言う。<第3話:シャパクリャク>チェブラーシカとゲーナは海水浴へ行くため列車に乗り込む。しかし、いじわるおばあさんのシャパクリャクに切符と荷物を盗まれ、途中の駅で降りる羽目に。しかたなくモスクワまで200キロの道のりを歩いて帰る二人。延々と続く線路をとぼとぼ歩いていると、観光客の若者たちが仕掛けたうさぎ捕りの罠にかかってしまう。<第4話:チェブラーシカ学校へ行く>旅先から、空港に迎えに来るようチェブラーシカに電報を打ったゲーナ。しかし空港に到着してもチェブラーシカの姿はない。やむなく一人で大きな荷物を持って家に帰ると、なんと電報が壁に飾ってある。チェブラーシカは文字が読めなかったのだ。明日は丁度、学校の新学期。ゲーナはチェブラーシカに学校へ通うことを提案、入学のため二人は制服屋さんに急ぐが…。
「チェブラーシカ(デジタルリマスター版)(1969)」の解説
大きな耳の不思議な生き物“チェブラーシカ”を主人公にした、ロシアで国民的人気を誇る人形アニメ。1969年から83年にかけて製作された全4話を同時公開。愛らしい人形たちが、当時のソ連の世相を反映した味わい深い物語を繰り広げる。チェブラーシカの声を担当しているのは「復活」などに出演したクララ・ルミャーノワ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年7月19日 |
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キャスト |
監督:ロマン・カチャーノフ
原作:エドゥアルド・ウスペンスキー 出演:クララ・ルミャーノワ ワシリー・リワノフ 出演(声):V・ラウトバルト V・ケニグソン V・トミトリーエワ V・フェラポントフ I・マジング Y・アンドレーエフ G・ゴルコフ |
配給 | 三鷹の森ジブリ美術館 |
制作国 | ソ連(1969) |
上映時間 | 73分 |
公式サイト | http://www.ghibli-museum.jp/cheb/ |
ユーザーレビュー
総合評価:4.33点★★★★☆、3件の投稿があります。
P.N.「チェブ」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2011-01-10
大橋のぞみちゃんの吹き替えが上手でしたね。今回のお話は思ったよりゲーナがクローズアップしてる気がしました。チェブの可愛い仕草に思わず微笑んでしまったり、大人もほのぼの楽しめると思います。