ファクトリー・ガール 作品情報
ふぁくとりーがーる
1965年。画家を目指すイーディ・セジウィック(シエナ・ミラー)は、ケンブリッジ美術学校を退学してニューヨークにやって来る。友人の誘いでギャラリーのパーティに出かけたイーディは、アンディ・ウォーホル(ガイ・ピアース)を紹介される。人々を惹きつけてやまない美貌とセンスを持つイーディに、ウォーホルは一瞬にして心を奪われた。イーディは、ニューヨーク・カルチャーが凝縮するスタジオ“ファクトリー”の仲間入りを果たし、ウォーホルの映画のカメラテストを受ける、やがて、ふたりはお互いに欠かせない存在になっていった。イーディ主演の映画が上映されると同時にメディアの注目を集めたイーディは、ヴォーグ誌と契約を結び、彼女のファッションスタイル全てが流行となった。しかし、そんな彼女を快く思わない厳格な両親は、ウォーホルに対しても批判的な態度を示すのであった。精神的に不安定なイーディは、次第にドラッグとパーティに身を委ねていく。そんなある日、大学時代の親友シド・ペパーマン(ショーン・ハトシー)からロック・スター、ボブ・ディラン(ヘイデン・クリステンセン)を紹介されたイーディは、新しい感情が芽生えるのを感じた。翌日の新聞には、ふたりの熱愛発覚記事が大々的に掲載、ファクトリー中に噂は広まった。しかし、周囲の人々とは全く違った価値観を持つディランにイーディは心を揺さぶられ、いつしかふたりは愛し合うようになる。そんな中、ウォーホルに批判的だったディランは、浮ついた世界に浸る孤独なイーディを現実に引き戻そうとするが、彼女は泣き叫ぶだけであった。イーディはますますドラッグにはまり、ついには自宅で火事を起こしてしまう。身も心もぼろぼろになった彼女にシドが1枚の写真を見せる。そこには、ニューヨークに来る前、夢と希望に溢れた画家志望のイーディがいた。彼女はニューヨークの街に飛び出し、どこへともなく走りだしていくのであった……。
「ファクトリー・ガール」の解説
1960年代のミューズとして生きたイーディ・セジウィックの生涯を描いた伝記ドラマ。「カサノヴァ」のシエナ・ミラーを主演に迎え、「メイヤー・オブ・サンセット・ストリップ」のジョージ・ヒッケンルーパーが監督した。そのほかの出演者は「メメント」のガイ・ピアース、「ジャンパー」のヘイデン・クリステンセンなど。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2008年4月19日 |
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キャスト |
監督:ジョージ・ヒッケンルーパー
出演:シエナ・ミラー ガイ・ピアース ヘイデン・クリステンセン ジミー・ファロン ショーン・ハトシー ジャック・ヒューストン アーミン・アミリ タラ・サマーズ ミーナ・スヴァーリ ベス・グラント ジェームズ・ノートン エドワード・ハーマン イレーナ・ダグラス メレディス・オストロム |
配給 | ファントム・フィルム=AMGエンタテインメント=エイベックスエンタテインメント |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 91分 |
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