ペネロピ 作品情報

ぺねろぴ

名家ウィルハーン家には言い伝えがある。5代前のラルフは使用人クララを妊娠させるが、彼女を捨てて名家の娘と結婚した。失意のクララが崖から身を投げた夜、彼女の母親が魔女となって屋敷に現れ、次に生まれる娘が豚の鼻と耳になる呪いをかけた。呪いを解く方法は、名家の息子が娘に永遠の愛を誓うこと。その後は息子ばかり生まれ、初めて生まれた娘がペネロピ(クリスティーナ・リッチ)だった。母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は娘を大衆の目から守るため、彼女を死んだことにして屋敷に幽閉する。ペネロピが18歳になるとお見合いが始まる。何人もの花婿候補がやってきたが、彼女を一目見るや逃げ出した。しかし彼らは帰る前に屋敷に連れ戻され、口止めの契約を結ばされた。お見合いを続けて7年経ったある日、ジェシカはヴァルダーマン家のエドワード(サイモン・ウッズ)を逃がしてしまう。エドワードは警察に「豚人間を見た」と訴えるが、妄想だと片付けられてしまった。エドワードは名誉挽回のため、ペネロピのスクープを狙う記者レモン(ピーター・ディンクレイジ)と組み、彼女の写真を入手しようとする。2人は、名家出身で今はギャンブラーの青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)を5000ドルで雇い、お見合いに送り込む。隠しカメラを仕込んだジャケットを着たマックスは、ペネロピとマジックミラー越しにお見合いをする。2人は惹かれ合い、3回目のお見合いでペネロピが姿を見せる。マックスは一瞬驚きながらも彼女の顔に優しく触れようとするが、カメラのシャッター音がしてしまう。マックスはレモンたちの元に戻り、カメラを地面に叩きつけて壊す。マックスはペネロピに会いに行き、スパイだったことを告白しようとする。ペネロピはそれを遮り、結婚を申し込む。しかしマックスはそれを受け入れることはできなかった。ジェシカは花婿選びに更に熱を入れるが、ペネロピはお見合いを続ける気になれず、1人で屋敷を出る。

「ペネロピ」の解説

呪いにより豚の鼻と耳を持つお嬢様が、ポジティブに生きるラブストーリー。「キューティ・ブロンド」のリース・ウィザースプーンが製作し、「The Same」のマーク・パランスキーが監督を務めた。出演は「スリーピー・ホロウ」のクリスティーナ・リッチ、「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」のジェームズ・マカヴォイ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2008年3月1日
キャスト 監督マーク・パランスキー
出演クリスティーナ・リッチ ジェームズ・マカヴォイ キャサリン・オハラ リチャード・E・グラント ピーター・ディンクレイジ サイモン・ウッズ リース・ウィザースプーン
配給 東京テアトル=デスペラード
制作国 イギリス アメリカ(2006)
上映時間 101分

ユーザーレビュー

総合評価:4.67点★★★★☆、6件の投稿があります。

P.N.「みるく」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2008-12-26

二人の純粋な思いも凄く感動したし最後二人が幸せに暮らしてるって事がさらにまた良かったです。

最終更新日:2022-07-26 11:03:35

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