HERO(2007) 作品情報

ひーろー

6年ぶりに東京地検城西支部へと久利生公平(木村拓哉)が戻ってきた。しかし、ひさびさに再会した雨宮舞子(松たか子)の態度はよそよそしいものだった。相変わらず自分のペースで仕事に向かう久利生は、芝山検事(阿部寛)が起訴した過失致死事件を任される。些細な口論から起こった事件だが、容疑者は犯行を認めていた。簡単に結審すると思われていた裁判は、初公判で容疑者が犯行を全面否認するところから意外な展開を迎える。刑事事件の無罪獲得数日本一という蒲生(松本幸四郎)が弁護を担当し、背後に潜む事態の大きさを久利生は感じる。実は、大物代議士・花岡(森田一義)と大手ゼネコンの収賄疑惑をめぐって、そのアリバイ工作に容疑者が関わっていたのだ。久利生と舞子は、証拠固めのために不正輸出された容疑者のクルマの行方を探るため、韓国へと向かう。韓国のエリート検事カン・ミンウ(イ・ビョンホン)も捜査に協力するが、確実な証拠は得られなかった。花岡が受け取ったとされる1億円の贈収賄疑惑を追って、特捜部も動いていた。それでも久利生は、結婚式を控えながら容疑者に婚約者を殺害されためぐみ(国仲涼子)のために、事件の真相を追いかける。そんな久利生に共感して、城西支部の面々も協力を惜しまなかった。苦闘の末、容疑者のアリバイを覆す携帯電話の写メールが発見された。法廷に立った花岡は、その動かぬ証拠を突きつけられて屈服した。事件解決後、久利生と舞子は馴染みのバーを訪れる。そしてそこで、改めてお互いの気持ちを確認しあうのだった。

「HERO(2007)」の解説

フジテレビで歴代1位の高視聴率記録を樹立したテレビドラマ『HERO』を、オリジナル版のキャスト&スタッフで映像化。スーツを着ない型破りな検事の久利生公平は、「武士の一分」の木村拓哉、久利生を支える雨宮舞子を「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松たか子が演じる。さらに映画版ならではのゲストに韓流スターのイ・ビョンホン、松本幸四郎、森田一義らがしのぎを削る。脚本はテレビシリーズを手掛けた「海猿 ウミザル」の福田靖、監督はテレビ版のメインディレクターを務めたの鈴木雅之。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年9月8日
キャスト 監督鈴木雅之
出演木村拓哉 松たか子 大塚寧々 阿部寛 勝村政信 小日向文世 八嶋智人 角野卓造 児玉清 森田一義 中井貴一 イ・ビョンホン 国仲涼子 綾瀬はるか 香川照之 岸部一徳 石橋蓮司 眞島秀和 ペク・ドビン 正名僕蔵 田中要次 古田新太 MEGUMI 鈴木砂羽 奥貫薫 山崎汐音 山中聡 伊藤正之 長野里美 波岡一喜 松本幸四郎
配給 東宝
制作国 日本(2007)
上映時間 130分

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ユーザーレビュー

総合評価:2点★★☆☆☆、1件の投稿があります。

P.N.「真浦塚真也」さんからの投稿

評価
★★☆☆☆
投稿日
2019-02-24

シリアスにもコミカルにも出来る内容な割には、シリアスとしてもコミカルとしても中途半端な印象を受ける。
所々、「良いなぁ!」と思う箇所があるだけに残念。

最終更新日:2024-11-06 17:05:31

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