西遊記(2007) 作品情報

さいゆうき

はるかなる天竺の大雷音寺を目指して、砂漠の旅を続ける悟空(香取慎吾)、沙悟浄(内村光良)、猪八戒(伊藤淳史)、そして三蔵法師(深津絵里)たち。一行がたどりついた町・虎誠は、悪鬼の金角(鹿賀丈史)と銀角(岸谷五朗)によって緑の森と水源を奪われ、国王(三谷幸喜)と王妃は呪いで亀に姿を変えられていた。残された王女の玲美(多部未華子)は、金角と銀角の退治を三蔵に懇願する。玲美に引き連れられて臥竜山へと向かう一行だが、そこにいたのは女泥棒の凛凛(水川あさみ)だった。金目のものを狙う凛凛は、虎誠に女官として紛れ込んでいたのだ。玲美の嘘に落胆した三蔵たちは山を下りるが、悟空だけは玲美を信じて行動を共にした。「なまかとの約束は守る」と笑う悟空。玲美は臥竜山の奥深くに住む祖父の劉星(小林稔侍)を訪ね、太陽をさえぎる魔力を持つ無玉を手にする。実は玲美は、その無玉を取りに行くよう金角と銀角から命じられていたのだ。いったんは別れ別れになったが、悟空の身を心配した三蔵が山へ登ると、そこは金角と銀角に支配されていた。彼らの罠に落ちた三蔵は瓢箪の中に吸い込まれてしまう。無玉も手にした銀角は、いまや無敵だった。無玉のパワーによって蘇る魔物たち。いまや虎誠は、黒雲によって覆われていた。そんな金角と銀角に闘いを挑む悟空。瓢箪の中にも飛び込んだ悟空は、三蔵を救出する。如意棒を使っての激しいバトルの結果、悟空たちは金角と銀角を倒す。王と王妃はもとの姿に戻って、ひたたび虎誠には平和な日が訪れた。深く感謝する玲美たちと別れ、悟空の一行は天竺を目指す旅を続ける。

「西遊記(2007)」の解説

2006年に放映されて高視聴率を記録した香取慎吾主演のテレビドラマ『西遊記』を、オリジナルキャストで映画化したアドベンチャー・エンターテインメント大作。テレビ版でもメインディレクターを務め、『踊る大捜査線』など多くのドラマを演出してきた澤田鎌作が映画を初監督。中国全土でも大規模なロケ撮影が敢行されている。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2007年7月14日
キャスト 監督澤田鎌作
出演香取慎吾 内村光良 伊藤淳史 深津絵里 水川あさみ 大倉孝二 多部未華子 谷原章介 小林稔侍 岸谷五朗 鹿賀丈史
配給 東宝
制作国 日本(2007)
上映時間 120分

ユーザーレビュー

総合評価:4.4点★★★★☆、17件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-05-31

西遊記は少年時代によく読んだ。大人になってこの映画を観たが、とても新鮮で、面白いと思った。まったく飽きない作品だ。

最終更新日:2024-11-06 17:05:32

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