マリア(2006) 作品情報
まりあ
聖職者ザカリヤは、高齢の妻エリサベトが息子を身ごもるという神の啓示を受ける。ナザレに住むマリア(ケイシャ・キャッスル・ヒューズ)は、ヨセフ(オスカー・アイザック)との婚約が整ったことを両親から告げられる。見ず知らずの男性との結婚に取り乱したマリアは、オリーブの林に逃げ込む。そこで天使ガブリエルと出会い、自分が神の子を身ごもることを知る。エルサレムでは、救い主誕生の予言に怯えたヘロデ大王(キアラン・ハインズ)が、救い主になる可能性のある者を全て殺害する命を下す。ペルシアでは東方の三博士、学者メルキオール(ナディム・サワラ)、通詞ガスパール(ステファン・カリファ)、天文学者バルタザール(エリック・エブアニー)が救い主誕生の兆候を感じ、ユダへ旅立つ。マリアは親類のエリサベトを訪ねる。エリサベトが啓示通り受胎したのを知り、自分の告知も真実であると確信する。ナザレに戻ったマリアは妊娠していることが露になり、村人から蔑まれる。両親やヨセフも彼女の言うことを信じない。しかし次の夜、ヨセフの夢にガブリエルが現れ、マリアの話は本当だと告げる。ヨセフはマリアを守ることを誓う。ヘロデ大王は救い主を探すため、人口調査を命ずる。マリアとヨセフは子供を守るため、ヨセフの故郷ベツレヘムへ長く険しい旅に出る。東方の三博士は、偶然ヘロデ大王の正餐に列席することになる。王は三博士に、生まれてくる子供の居場所を知らせるよう言いつける。ヨセフたちがベツレヘムに着くと同時に、マリアが産気づく。宿が見つけられず、マリアは家畜小屋でイエスを出産する。その瞬間、天の星は一列に並び、強烈に光る1つの星になった。それを目撃した三博士は家畜小屋に辿りつく。三博士はヘロデ大王に報告することは間違いであることに気づく。三博士が戻らないので、王は幼児の大虐殺を命ずる。兵士がベツレヘムを目指しているころ、ガブリエルはヨセフに忠告を与える。それによってヨセフたちは間一髪でエジプトへ逃れるのだった。
「マリア(2006)」の解説
キリスト誕生以前の母マリアとその夫ヨセフの姿を、神学や歴史などあらゆる専門家の協力を得て忠実に描いたドラマ。監督は「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」のキャサリン・ハードウィック。出演は、「クジラの島の少女」のケイシャ・キャッスル・ヒューズ、「グッドボーイズ」のオスカー・アイザック。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年12月1日 |
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キャスト |
監督:キャサリン・ハードウィック
出演:ケイシャ・キャッスル・ヒューズ オスカー・アイザック ヒアム・アッバス ショーン・トーブ アレクサンダー・シディグ ナディム・サワルハ エリック・エブアニー ステファン・カリファ スタンリー・タウンゼント シアラン・ハインズ ショーレ・アグダシュルー |
配給 | エイベックス・エンタテインメント |
制作国 | アメリカ(2006) |
上映時間 | 100分 |
ユーザーレビュー
総合評価:4点★★★★☆、2件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-05-19
私は聖書を読破した。そんな私にとってマリアの映画はとても関心があった。スクリーンからあふれる優しさに感動した。