ブレードランナー ファイナル・カット 作品情報
ぶれーどらんなーふぁいなるかっと
2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。絶え間なく酸性雨が降っているロサンゼルスでは、東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアント(M・エメット・ウォルシュ)に、レプリカント4名が地球に侵入し人間を殺して逃亡、解体処分が決定したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事するよう強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーとは、レプカリントの犯罪や叛逆にそなえ彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードは中でも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョー・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出会う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾラ(ジョアンナ・キャシディ)を射殺。レプリカントのレオン(ブライオン・ジェームス)に襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決する…。
「ブレードランナー ファイナル・カット」の解説
近未来のロサンゼルスを舞台に殺人を犯し逃亡するレプリカントとそれを追う捜査官を描いたSF大作「ブレードランナー」の製作25周年を記念し、リドリー・スコット監督が自身の手で2度目の再編集を行った作品。出演は「スター・ウォーズ」「ファイヤー・ウォール」のハリソン・フォード、「ナイト・ホークス」「バットマン ビギンス」のルドガー・ハウアー、「アパッチ」のショーン・ヤングほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年11月17日 |
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キャスト |
監督:リドリー・スコット
出演:ハリソン・フォード ルトガー・ハウアー ショーン・ヤング ダリル・ハンナ エドワード・ジェームズ・オルモス M・エメット・ウォルシュ ウィルアム・サンダーソン ブライオン・ジェームズ ジョー・ターケル ジョアンナ・キャシディ |
配給 | ワーナー・ブラザース |
制作国 | アメリカ(2007) |
上映時間 | 117分 |
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ユーザーレビュー
総合評価:4.86点★★★★☆、7件の投稿があります。
P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2022-11-25
🍜本篇はよく観るとリドリー・スコット監督の本格SF〈エイリアン〉や時代劇〈最後の決闘裁判〉ともシンクロして居るんだゼ!未来老朽都市空間に浮かぶ「強力わかもと」の電光掲示板の芸者の顔の異様な雰囲気は往時の邦画の仁丹マークも蘇らせる。屋台蕎麦を廻る日本語のやり取りの辺りは大阪を舞台にした抗争劇〈ブラックレイン〉を予見させて🥢