LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー 作品情報
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イギリスのパンク・バンドのパイオニア“ザ・クラッシュ”のフロントマン、ジョー・ストラマー。その才能は第一次ブリティッシュ・パンク旋風の中でも最も傑出しており、激しい対立の末に解散をしてもその人気はいささかも衰えることはなかった。時代のうねりの中でストラマーは巨大な火の玉となり、周囲を巻き添えにしながら転がり続けた。その不器用なほど真っ直ぐな生き様は、ジョニー・デップ、ボノら世界のTOPアーティストをして、カリスマと呼ばしめた。90年代半ばより結成したバンド“ザ・メスカレロス”の3枚目となるアルバムを制作中の2002年12月22日、イギリス、ブルームスフィールドの自宅で死去した。享年50歳。ストラマーがグラストンベリーで始めたキャンプファイア・イベントの“ストラマーヴィル”は、彼の死後、友人や家族に引き継がれた。そして若いミュージシャンにチャンスを与える場所となった。寄付と旧友たちの資金で運営され、チョーク・ファームのラウンドハウスが施設として改装され、サマセットにもリハーサル・スタジオができる予定であるという。映画には、70年代にストラマーが暮らしていたニューポート時代のバンド、ヴァルチャーズの音源や、101ersの頃にエルギン通りに器材を搬入している映像など、貴重な素材も盛り込まれている。
「LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」の解説
1977年に鮮烈なデビューを飾り、現在も多くのアーティストに影響を与え続けているパンク・バンド“ザ・クラッシュ”。その中心的存在で2002年にこの世を去ったジョー・ストラマーの生涯を綴るドキュメンタリー。ジョニー・デップ、U2のボノなどのインタビューに加え、クラッシュ結成当初のライブなど貴重な映像や音源も満載。監督はセックス・ピストルズやザ・ローリング・ストーンズなどの音楽ドキュメンタリーを手掛け、生前ジョー・ストラマーとも親交のあったジュリアン・テンプル。2024年、ジョー・ストラマーの22年目の命日に合わせて12月20日より劇場上映。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年9月8日 |
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キャスト |
監督:ジュリアン・テンプル
出演:ジョー・ストラマー ジョニー・デップ ボノ マーティン・スコセッシ フレア ジム・ジャームッシュ ボビー・ギレスピー アンソニー・キーディス ミック・ジョーンズ トッパー・ヒードン ジョン・キューザック マット・ディロン スティーヴ・ブシェーミ コートニー・ラヴ ダミアン・ハースト スティーブ・ジョーンズ ドン・レッツ |
配給 | 東北新社 |
制作国 | アイルランド イギリス(2006) |
上映時間 | 123分 |
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