ルネッサンス 作品情報
るねっさんす
2054年のパリ。成長を続ける医療関連の複合企業体アヴァロン社の女性研究者イローナ(声:ロモーラ・ガライ)が何者かに誘拐された。アヴァロン社の最高経営責任者ダレンバック(声:ジョナサン・プライス)は捜索を依頼、カラス警部(声:ダニエル・クレイグ)が責任者に指名される。パリの路上でアラブ系ギャング団の一味がイローナの車を走らせており、カラスはギャングのボス・ファーフェラ(声:ケヴォルク・マリキヤン)と交渉し、誘拐犯の姿が映っている監視カメラの記録映像を入手。3人の容疑者が浮かび上がるが、3人ともすでに死亡しており、すべての死亡証明書にはムラー(声:イアン・ホルム)のサインがあった。カラスがムラー博士のクリニックに踏み込むと、ステルス・スーツを着たアヴァロン社の警備員と銃撃戦になる。アヴァロン社とムラーが鍵を握ると踏んだカラスは、イローナの姉でアヴァロン社の記録部で働いているビスレーン(声:キャサリン・マコーマック)に内部資料の調査を依頼。機密書類の中に、かつて研究所で勤務していた中田博士の名を見つける。中田は、ムラーはプロジェリアと呼ばれる早老症に苦しむ弟クラウスを助けようと老化のシステムを研究していたが、その研究は同時に“不死”というタブーの研究でもあったと語る。カラスは自分の過去の流出を恐れたムラーがイローナを誘拐したと確信した直後、銃を手にしたムラーに待ち伏せされる。ムラーはすでに不老不死の研究を成功させていたが、倫理的にその研究を封印し会社に利用されることを阻止。野心家のイローナがその研究を再開させようとしていたため、ムラーはイローナを誘拐、監禁することで人類の危機を救おうとしていた。やがて、ムラーはヘリで駆け付けた警察隊の前でわざとカラスに銃を向け射殺される。カラスはイローナの監禁場所を突き止め、禁断の研究を止めるため急行。そこで、想像を絶する光景を目にする……。
「ルネッサンス」の解説
2054年のパリで女性研究者が誘拐された事件を発端に、背後に隠された巨大な陰謀が明らかになる様子をアニメーションで描くSFアクション。監督は本作が長編デビュー作となるクリスチャン・ヴォルクマン。「007 カジノ・ロワイヤル」のダニエル・クレイグ、「ダンシング・ハバナ」のロモーラ・ガライ、「フィフス・エレメント」のイアン・ホルムらが声の出演。2006年アヌシー国際アニメーションフェスティバル長編アニメ部門グランプリ受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年7月14日 |
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キャスト |
監督:クリスチャン・ヴォルクマン
出演(声):ダニエル・クレイグ キャサリン・マッコーマック ロモーラ・ガライ イアン・ホルム ケヴォルク・マリキヤン ジョナサン・プライス |
配給 | ハピネット=トルネード・フィルム |
制作国 | フランス イギリス ルクセンブルグ(2006) |
上映時間 | 106分 |
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