アカデミー 作品情報
あかでみー
オーストラリアの名門芸術学校オーストラリア・アート・アカデミー(AAA)では、入学と同時に恐ろしい現実が立ちはだかる。それは、1年間学んでも成績の振るわない生徒を、留年させるのではなく強制退学させるという過酷なものだった。オーストラリア・バレエ団のプリマを夢見るダンス科のミッシェル(エリカ・バロン)は、ダンスの才能を周囲の学生から嫉妬され孤立してしまうのだが、2年生で面倒見のいいカレン(メーガン・ドゥルーリー)と知り合い親しくなる。しかしある日、金銭的なトラブルを抱えることになったミッシェルは、カレンの忠告もよそにナイトクラブで働きはじめ荒れた生活に陥ってしまう。映画科の人気者ウェイド(ダニエル・マロニー)は、オスカー俳優への夢を掲げて留学してきた隆(杉浦太陽)に夢中になり、自分の映画に出演するよう誘惑する。自分が彼にとってのミューズなのだと信じ込む隆は映画制作に没頭。演劇の上演会で主役に抜擢されていたのだが、同級生の罠にはめられてしまう。一方ウェイドは、自作の映画を盗作と疑われ、教官にリールごと没収されてしまう。ルックスとアバンギャルドな作風で注目を浴びる美術科の日本人留学生、千穂(高橋マリ子)は、母親から強制的に入学させられたことに反抗し、学校から追い出されるための作戦を実行しようとする。たまたま知り合った音楽科のマシュー(ポール・アシュトン)の気の弱さにつけ入り悪知恵を働かそうとするのだが、盲目の母親のために日々努力を重ねるマシューに対し、特別な感情を持ちはじめるのだった。
「アカデミー」の解説
オーストラリア・メルボルンにある名門大学ヴィクトリア・カレッジ・オブ・アーツ(VCA)の全面協力のもと製作された日豪合作の青春ドラマ。監督・脚本はVCA出身のギャヴィン・ヤングス。キャストには、日本から参加した高橋マリ子、杉浦太陽に加えオーストラリアの若手俳優が揃っている。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2007年6月2日 |
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キャスト |
監督:ギャヴィン・ヤングス
出演:マリコ・タカハシ タイヨウ・スギウラ エリカ・バロン メーガン・ドゥルーリー ポール・アシュトン ダニエル・マロニー |
配給 | アニープラネット |
制作国 | オーストラリア(2006) |
上映時間 | 111分 |
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