P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-07-04
🌺薫リを主題にした源氏香の書物を読むと匂い立つ宮廷生活を興味深く想い,本篇のようなミステリーが眼に浮かんで来た。或いはソフィア・コッポラ監督のマリー・アントワネット見たいな視座で源氏物語が描けるのではないか等と云う妄想が過った
ぱふゅーむあるひとごろしのものがたり
総合評価4.58点、「パフューム ある人殺しの物語」を見た方の感想・レビュー情報です。投稿はこちらから受け付けております。
🌺薫リを主題にした源氏香の書物を読むと匂い立つ宮廷生活を興味深く想い,本篇のようなミステリーが眼に浮かんで来た。或いはソフィア・コッポラ監督のマリー・アントワネット見たいな視座で源氏物語が描けるのではないか等と云う妄想が過った
群衆史劇を活写するフランク・グリーベのカメラワークもまたs冴えて
断頭台のシーンで集まった観衆が惚れ薬のフェロモンで変容して行くインモラル,或いは薫りが招来するラストシーンの恍惚感と残酷な顛末は
そして,横浜そごう美術館で観た「ミュシャ展運命の女たち」の中に評判のポスターが煙草や香水等本篇の如く,匂いに拘わる広告宣伝美術だった。街頭から盗まれる程綺麗🌹
🌹優れた嗅覚が芸術目的の青髭・殺人鬼に使われるか,私立探偵スニッツファーの様に犯人捜査に用いられるのか。登場する美女と鍵を握る愛犬とmysteryな本寓話は名匠テオ・アンゲロプロス監督の民主劇のtasteを帯びて匂いだって来るんだな🥀🥀
「プリンセス・アンド・ウォリアー」で才覚を発揮したトム・ティクバ監督のベストセラー小説の映画化。18世紀のフランスが舞台でも、主要スタッフはドイツ人が多く、音楽もサイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルと徹している。これはフランスの香りよりドイツ・グロテスク美学の色彩が強い。”香り”を視覚化する映画史上初の試みだが、それまでの映画化にたどり着けるまでの困難さを想像すれば、作品完成だけで満足すべきかも知れない。
衣装デザインと美術は素晴らしい。
この題材なら映画ではなく、舞台のオペラなら成立するのではないか。この世のものとは思えぬ、まさに究極の”香り”に包まれた観客は、身も蕩け恍惚と化し、深い理解と同情を主人公に抱くであろう。
オーギュスト・ロダンの地獄門の人体群像シーン見たいな迫力で圧巻❗️
ありえなさすぎなラストが最高です。クライマックスのあの場面はぜひブルーレイで観てね(笑)。原作者&監督!ありがとう。面白いぜよ。
最高によかった!
でも男の人は好きじゃなさそう
今までにない衝撃的な映画ですね。
感想は…いいも悪いもなく、すごいとしかいいようがありません。笑
本当に画面から匂いが感じられる映画でした。
結末はどうなるのかと思っていたら…なるほど、そうきたか!!と感心です。
妙にすっきりしました。笑
いろx02とグロテスクな表現もありましたが、目をふせたくなる瞬間に画面が切り替わるので、かなり安心して見れました。
ぜひ、みなさんにみてもらいたいですね☆
なんて言うか…フェチって凄いですね。
私は面白かったです☆
ずっと見たかったので、見れてよかった♪
香りが貴重な時代のショッキングなストーリー。主人公の嗅覚への飽きなき追求が殺人を繰り返す。ラストは予想外の展開で香りの魔力と迫力の映像は驚きの連続で圧倒されます。