日常 作品情報

にちじょう

いろんな街のいろんな音が、日常を飾っている。ふと、そんな音に耳を澄ませてみると、普段何気なく流れていく日常が、本当はつまらない日常ではないのかもしれないと思えてくる。沢山の人で賑わう大阪。街では、ストリートミュージシャンの“仮面ドライバー”やメッセンジャー、子持ちの婦人警官、様々な人に質問を浴びせかける青年、東京から来たサラリーマン、ストーカーを説得するストーカーバスター、棚を買おうとしている若者、セナに憧れているタクシー運転手、車をレッカーされてしまったカップル、警備のバイトをしている若者たちが、他愛もない会話を繰り返し、やがて一日が終わっていく……。

「日常」の解説

2001年に放映された同名の深夜番組をモチーフに、大阪の街を舞台に、様々な人たちが織り成す日常の断片を映し出していく群像ドラマ。監督は、本作が初の劇場用作品となる『それゆけゴロッキーズ』の笹部香。脚本は、松本真一と渡辺鐘、森詩津規、遠藤敬、野々村友紀子の共同。撮影を津田欣典が担当している。主な出演者は、「パッチギ!」のケンドーコバヤシと映画初出演の井上聡。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年2月4日
キャスト 監督笹部香
出演ケンドーコバヤシ 井上聡(次長課長) 木部信彦(ビッキーズ) 松本康太(レギュラー) 八木真澄(サバンナ) 友近 小杉竜一(ブラックマヨネーズ) 高橋茂雄(サバンナ) 木村明浩 土肥ポン太 小籔千豊 浅越ゴエ(ザ・プラン9) 林(カリカ) 後藤輝基 川島邦裕(野生爆弾) 竹若元博(バッファロー吾郎) 岩尾望 あいはら(メッセンジャー) 須知裕雅(ビッキーズ) 河本準一(次長課長) 城野克弥(野生爆弾) 吉田敬(ブラックマヨネーズ) しずちゃん(南海キャンディーズ) 徳井義実 福田充徳 白川悟実($10) なだぎ武(ザ・プラン9)
配給 エス・エス・エム
制作国 日本(2005)
上映時間 76分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「水口栄一」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2020-07-12

日常を観て、とても感動した。この映画はさまざまな人生を面白く、楽しませてくれるからだ。大阪・ミナミは18才の頃、浪人時代を過ごした所だ。受験勉強と同時に私は一般社会人向けの講座を聴講していた。当時、同時通訳者を目指していた私は多方面にわたる総合力が必要だと感じていたからだ。その講座がまさにミナミにあったのだ。この映画を観ていると、当時を思い出すと同時に誰もが自分なりに人生を楽しんでいることがよくわかり、とてもホットな気持ちになれるのだ。素晴らしい作品だ。

最終更新日:2022-07-26 11:03:36

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