ブロークン・フラワーズ 作品情報
ぶろーくんふらわーず
コンピュータ産業でひと財産を築いた中年男ドン・ジョンストン(ビル・マーレイ)。同棲していた恋人のシェリー(ジュリー・デルピー)にフラれたばかりの彼は、”あなたの息子がもうすぐ19歳になる“と書かれた差出人不明のピンク色の手紙を受け取る。隣人のウィンストン(ジェフリー・ライト)に促されたドンは、20年前に関係のあった女たちをリストアップし、交通事故死していたペペを除く、4人のもとを訪ねる旅に出た。まずはローラ(シャロン・ストーン)。露出癖のある娘ロリータ(アレクシス・ジーナ)と2人暮しの彼女は、結局ドンと1つのベッドで朝を迎えることに。続いて訪ねたドーラ(フランセス・コンロイ)は、不動産業者の夫ロン(クリストファー・マクドナルド)と建売住宅を販売し、安定はしているが無味乾燥した生活を送っていた。3番目の女性カルメン(ジェシカ・ラング)は、動物と会話する特殊な分野の博士となっており、アシスタント(クロエ・セヴィニー)はドンに対して陰険な視線を送る始末。最後の女性ペニー(ティルダ・スウィントン)は、山の中で荒くれ男たちと暮らしており、ドンは男たちに殴られて気絶してしまった。ようやく目覚めたドンは、ペペの墓参りをして、真相不明のまま地元に帰ってくる。まもなくドンは、ヒッチハイクの旅をしている青年(マーク・ウェバー)を見かける。彼を息子だと思い込んだドンは、声をかけて食事を奢るが、結局拒否されてしまった。するとドンは、車の中から自分によく似た青年(ホーマー・マーレイ)がこちらを見つめているのに気づくが、結局誰が自分の息子かは分からないままなのだった。
「ブロークン・フラワーズ」の解説
独身の中年男が、かつて関係を持った女性たちのもとを訪ねて回る様を描いたラヴ・コメディ。監督・脚本は「コーヒー&シガレッツ」のジム・ジャームッシュ。撮影は「コーヒー&シガレッツ」「愛についてのキンゼイ・レポート」のフレデリック・エルムズ。美術は「ライフ・アクアティック」のマーク・フリードバーグ。編集は「コーヒー&シガレッツ」「ステップフォード・ワイフ」のジェイ・ラビノウィッツ。衣裳は「ストーリーテリング」のジョン・ダン。出演は「コーヒー&シガレッツ」「ライフ・アクアティック」のビル・マーレイ、「シリアナ」のジェフリー・ライト、「キャットウーマン」のシャロン・ストーン、同じく「キャットウーマン」のフランセス・コンロイ、「アメリカ、家族のいる風景」のジェシカ・ラング、「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」のティルダ・スウィントン、「ビフォア・サンセット」のジュリー・デルピー、「マンダレイ」のクロエ・セヴィニー、「ディア・ウェンディ」のマーク・ウェバー。2005年カンヌ国際映画祭グランプリを受賞。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2006年4月29日 |
---|---|
キャスト |
監督:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ ジュリー・デルピー ヒーサー・アリシア=シムズ ブリア・フライツァー ジャリー・フォール コーカ・フォール サウル・ホーランド ザキラ・ホーランド ニレス・リー=ウィルソン ジェフリー・ライト メレディス・パターソン ジェニファー・ラップ ニコール・アビシノ ライアン・ドノフー アレクシス・ジーナ シャロン・ストーン フランセス・コンロイ クリストファー・マクドナルド ダレッド・ライト クロエ・セヴィニー スザンヌ・ヘヴナー ジェシカ・ラング ブレイン・マクペック マシュー・マクオーレイ クリス・バウアー ラリー・フェッセンデン ティルダ・スウィントン ペル・ジェームズ マーク・ウェバー ホーマー・マーレイ |
配給 | キネティック=東京テアトル |
制作国 | アメリカ(2005) |
上映時間 | 106分 |
ユーザーレビュー
レビューの投稿はまだありません。
「ブロークン・フラワーズ」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。