ハイジ(2005) 作品情報

はいじ

アルプスの山奥の小屋に、たった一人で暮らす老人アルム(マックス・フォン・シドー)。人を殺したという実しやかな噂が流れる彼だが、ある日、赤ん坊の時に両親を亡くした孫のハイジ(エマ・ビルジャー)を、彼女の叔母デーテ(ポーリン・マクリン)に押し付けられる。素直で元気でやさしいハイジに次第に心を開いていくアルム。ペーター(サミュエル・フレンド)のヤギ放牧について行ったハイジ。鳥や花、見るものすべてに驚きながら愉快に歩くハイジ。彼女が、ペーターの退屈な仕事を、楽しいピクニックに変えた。ペーターやペーターの家族、そしておじいさんを笑顔にしていくハイジ。そんな時、デーテ叔母さんが突然やってきて、ハイジを無理やり連れて行ってしまう。デーテは、フランクフルトの富豪の娘で足が不自由な娘クララ(ジェシカ・クラリッジ)の遊び相手を探してきたら、報酬を与えるといわれたのだ。つんと取り澄ました執事のロッテンマイヤー夫人(ジェラルディン・チャップリン)に迎えられるハイジ。彼女はハイジを頭と行儀の悪い子だと決め付ける。クララがハイジを気に入っても、クララの祖母ゼーゼマン夫人(ダイアナ・リグ)に教えられてハイジが読み書きできるようになっても、ロッテンマイヤー夫人の厳しい態度は変わらない。山へ帰りたいという願いがハイジの中でどんどん膨らんでいき、ノイローゼ気味になる。医者は山へ帰さないと危険だと診断。アルプスへハイジは帰ることになる。しばらくして、クララがハイジを訪ねにやってきた。おじいさんやペーターも入れて4人でピクニックに行くが、ハイジが谷に落ちそうになる。それを見て驚いたクララが立ち上がる。クララは歩行訓練をし、アルプスに来た父(ロバート・バサースト)を立って出迎えるのだった。

「ハイジ(2005)」の解説

アルプスの大自然を背景に、素直でやさしく周りをあたたかい気持ちにする少女の姿を描き世界中で愛されている小説を映画化。監督はTVシリーズ『コナン・ドイルの事件簿』のポール・マーカス。出演は「イン・アメリカ/3つの小さな願いごと」のエマ・ボルジャー、「マイノリティ・レポート」のマックス・フォン・シドー、「トーク・トゥ・ハー」のジェラルディン・チャップリン。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年7月15日
キャスト 監督ポール・マーカス
出演エマ・ボルジャー マックス・フォン・シドー ジェラルディン・チャップリン ポーリーヌ・マクリーン ダイアナ・リグ ロバート・バサースト ジェシカ・クラリッジ サミュエル・フレンド デル・シノット
配給 ギャガ・コミュニケーションズ
制作国 イギリス(2005)
上映時間 104分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「ハイジ(2005)」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:37

広告を非表示にするには