ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR(2004) 作品情報

ないとうぉっち

人間でありながら、特殊な超能力に目覚めた”異種(アザーズ)“と呼ばれる種族の中で、光と闇の両勢力が長年熾烈な戦いを続けていた。だがある時、光の王ゲッサー(ウラジミール・メニショフ)と闇の将軍ザヴロン(ヴィクトル・ヴェルズビツキー)は休戦協定を結ぶ。それ以来、光の戦士はナイト・ウォッチとして闇を監視し、闇の戦士はデイ・ウォッチとして光を監視する体制になった。そして現代のモスクワ。光の異種であるアントン(コンスタンチン・ハベンスキー)は、ナイト・ウォッチのメンバーとして活動していた。彼は地下鉄で、頭上に空気の渦が巻いている怪しげな女を見かける。彼女はスヴェトラーナ(マリア・ポロシナ)といい、書物に記された伝説によれば、彼女が世に現われた時、光と闇の最終戦争の前兆となるという。そして光と闇のバランスが崩れた時、勝敗を決める”偉大なる異種“が出現するというのだった。その頃、アントンは、ヴァンパイアのアンドレイ(イリア・ラグテンコ)を殺害したことで、デイ・ウォッチのメンバーから狙われていた。ゲッサーは、アントンに助け役として魔女のオリガ(ガリーナ・チューニナ)を付ける。まもなく、モスクワに異常気象が発生。アントンとオリガは、闇の異種たちが執拗に狙う少年イゴール(ディマ・マルティノフ)に接触する。実はイゴールこそが”偉大なる異種“であり、しかもアントンの元妻イリーナ(マリア・ミロノーワ)が産んだ子供だった。イゴールは、アントンが自分を捨てた父親であるという衝撃の事実を知って、自分は闇の異種になることを選ぶのだった。

「ナイト・ウォッチ/NOCHNOI DOZOR(2004)」の解説

現代社会に紛れ込んだ超能力者たちの戦いを描くダーク・ファンタジー3部作の第1章。監督・共同脚本は『ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲』(V)のティムール・ベクマンベトフ。原作はセルゲイ・ルキヤネンコ(共同脚本も担当)のベストセラー小説。出演はロシアの人気俳優であるコンスタンチン・ハベンスキー、「モスクワは涙を信じない」の監督として知られるウラジミール・メニショフ、『ザ・グラディエーターII ローマ帝国への逆襲』(V)のヴィクトル・ヴェルズビツキー。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2006年4月1日
キャスト 監督ティムール・ベクマンベトフ
原作セルゲイ・ルキヤネンコ
出演コンスタンチン・ハベンスキー ディマ・マルティノフ ウラジーミル・メニショフ マリア・ポロシナ ガリーナ・チューニナ ヴィクトル・ヴェルズビツキー
配給 20世紀フォックス
制作国 ロシア(2004)
上映時間 115分

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ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2018-08-02

本編スタッフが製作したクライム・アクション映画が「アルマゲドン・コード」だった…。スタイリッシュな構成で三大都市を標的にした核武装勢のテロ防止の国際的任務と抗争を描いたー。ロシア美人なヒロインの活躍が眼を牽いた作品だった。

最終更新日:2022-07-26 11:03:37

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