P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2023-05-23
🎸今朝NHKラジオ深夜便は,はっぴーえんどの特集,その「風を集めて」のsongは本篇のエンドロールに流れ
ろすといんとらんすれーしょん
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🎸今朝NHKラジオ深夜便は,はっぴーえんどの特集,その「風を集めて」のsongは本篇のエンドロールに流れ
再見するとラストのラスト,JPOPが流れたエンドロールの一齣に写真家ヒロミックスの顔が印象的だった
ヒロインが脚を痛めて治療に付き添うビル・マーレーの姿等細部に拘った本篇は何度観ても発見が在るんだ
本ソフィア・コッポラ監督の母親エレノア・コッポラの監督した映画作品「ボンジュール、アン!」は本編の東京をフランスの地方都市に移し換えた様なロード・ムービーなのだった。廻り廻って織物の町ヴェズレを訪れてガイドの夫の友人とスッカリ打ち解けてダンスする頃には、ロマンスの感情が堰をきった様に溢れ出す。本編とは対照的なラストシーンだが、一寸お洒落でガーリーシュな処は母娘共通な処見たい何だね!❤️
本編を意識した邦題見たいなリチャード・ギア主演の劇映画〈ロスト・イン・マンハッタン〉をスター・チャンネルで視聴した。ホームレスな生活を追って行く観察映画何だね。映画〈東京難民〉でもラストシーンで塵屑拾いのお爺さんと青年との温かな交流のエピソードが在ったけど…。ハリウッドの大スターのリチャード・ギアが地を這うようなルンペン姿で駄目男の父親を演じる「王子と乞食」の如きロールプレイの妙が有る。フィクス・カメラがじっと凝視する。昔、ノーベル文学賞受賞作のこんな作品の映画化が在った❗️或いは〈どっこい生きている〉と云うドキュメンタリーの傑作が遇ったっけ。ソフィア・コッポラ監督の本編だって特段ドラマテイックなストーリーも無いから、其処は共通するんじゃあないのかな🎵
更に妻と家のTVでも視聴した。「日本人以上に日本の事をリアルに捉えてるわ!」とクスクスと笑い出した。スカーレット・ヨハンソン嬢をひどく気に入った上にビル・マーレイを見て「誰かに似てるわ、思い出せないけど…」と続けて言った。「デイーン・マーチンかい?」「そうじゃなくて誰かに」中々其の名前が思い出せないので在った。二人は抱擁しキッスを交わし別離する。エンドマークが一頻り寂しかったー。
そして本編には富士山や東海道新幹線、京都のお寺や婚礼姿の同行やしゃぶしゃぶ料理に唖然としたり…、と異文化への戸惑い感がしばし挿入されるんだ!ビル・マーレイが藤井隆のワイドショー風のTV番組の中でピエロにされて仕舞うのも馬鹿らしくて何とも可笑しいしね❗️異邦人同志の孤独さがスカーレット・ヨハンセン嬢との唯一の心の絆何だね🎵
カラオケシーンが実に良い。あの二人が歌った選曲には、とても重要な意味があった。(二人の性格と気分が表されていた)その辺のニュアンスが洋楽を聴かない日本人には伝わらなかったようで残念だ…
カラオケシーンが実に良い。あの二人が歌った選曲には、とても重要な意味があった。(二人の性格と気分が表されていた)その辺のニュアンスが洋楽を聴かない日本人には伝わらなかったようで残念だ…
初め大学の図書館の視聴覚ブースで前半をビデオ観賞したー。ミステリアスでいてユーモラスな異国情趣溢れる不思議のクニ-Japan-トウキョウ♪其のタッチに惹かれて早稲田の名画座で再見!!トランス状態になった様な陶酔感で異国での孤独なスター男優の幻影を視て仕舞ったー。ホテルの窓辺に舞い降りた天使の如きスカーレット-ヨハンセン嬢、粋なバール、疎外された都会の天使たちのナイトムービー…。ロードシネマ…。トウキョウの再発見ではリドリー-スコット監督の<ブレードランナー>と同じかもー。
映画(ヴィンセントが教えてくれたことを)のビル・マーレイと子役の息の合った演技を見ていたら本編を思い出した…。天使の様なマーガレット・ヨハンソン嬢とビル・マーレイがホテルの窓辺で出会うシーンの美しさ!異国アジアの都会Tokyo で孤独な男女が年の差を超えて癒し合う…。映画エマニュエル夫人でも少年の様なシルビア・クリステルが最後に愛を教授されたのは、何とロマンスグレーな性科学者だった♪此方はタイが舞台だったがー。