群青の夜の羽毛布 作品情報
ぐんじょうのよるのはねもうふ
大学生の鉄男(玉木宏)は、年上の女性さとる(本上まなみ)と付き合うようになる。聡明でもの静か、時に病的なほど人前に出ることを恐れるさとるは、反面、ホテルへ積極的に自分から誘うなどミステリアス魅力を持つ。さとるは厳しい母親の監視の下に暮らしていた。彼女の不安の原因が家庭にあると気づき、鉄男は家から連れ出そうとするのだが、さとるは家から出ることができない。2人の関係を知ったさとるの母は、鉄男にさとるとの結婚まで強要するようになる。そんな母に、さとるは初めて反抗する。しかし母の干渉はさとるをさらに追い詰めていく……。
「群青の夜の羽毛布」の解説
恋愛小説の名手・山本文緒の同名小説を、「がんばっていきまっしょい」の磯村一路監督が映画化。主演はこれが映画初主演となる本上まなみ。主題歌を鬼束ちひろが歌う。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2002年10月5日 |
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キャスト |
監督:磯村一路
原作:山本文緒 出演:本上まなみ 玉木宏 藤真利子 野波麻帆 小日向文世 角替和枝 斎藤歩 山本文緒 伊達建士 渡辺寛二 横堀悦夫 井川哲也 福山秀子 眞島秀和 山本隆司 石井洋輔 佐々木哲平 有山尚宏 林真理亜 日向なおこ |
配給 | ギャガ・コミュニケーションズ |
制作国 | 日本(2002) |
上映時間 | 111分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「水口栄一」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2020-06-18
この映画を観た。これは深くて、暗い作品だ。ゆがんだ家族関係のなかで人間とは何かを深く追求している。だが現実に家族というものはゆがんだものが多いものだ。誰もがその苦しみのなかで生きている。だからその苦しみをできるかぎり理解しようとすることが大切なのだ。本上まなみさんは美しすぎる。とてもいいオンナだと思う。大好きだ。