元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯 作品情報

げんしじょせいはたいようであったひらつからいちょうのしょうがい

1911年、女性だけの手による文芸誌「青踏」が発刊され、当時25歳の平塚らいてうは晴れやかに宣言した。「元始、女性は太陽であった」。自己の思想を実生活の上で嘘いつわりなく表現し、奔放に恋をして、22歳の時に“塩原事件”で世間を騒がせ、やがて作家として開眼。“新しい女”の元祖であり、太陽のような人生を生ききった女性・平塚らいてう。戦後のらいてうと歩みを共にした女性たちが、彼女の記録映画を製作する委員会を組織する。動くらいてうのフィルムがわずか14秒という困難な状況の中、誰でも知っているようで詳しくは知られていない彼女の人生を、そして信念を描き出す。

「元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯」の解説

「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」など、良質のドキュメンタリーを作り続ける女流ドキュメンタリー作家、羽田澄子の監督作。女性の人間宣言を行い、終生平和を願い続けた平塚らいてうの生涯を綴った。昨年の東京国際女性映画祭で公開し、大好評を博した作品。16ミリ。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 2002年3月23日
キャスト 監督羽田澄子
配給 自由工房
制作国 日本(2001)
上映時間 140分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、5件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2024-09-21

NHKラジオFM現代の音楽のシリーズ湯浅譲二を偲んでを聴いて居て,作品解説で前衛性が強調された。調べて見ると,羽田澄子監督の本篇もまた湯浅譲二の音楽だった

最終更新日:2024-10-01 16:00:01

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