マルグリット・デュラスのアガタ 作品情報
まるぐりっとでゅらすのあがた
30歳前後のアガタと彼女の兄は、久しぶりに冬のヴィラ・アガタで出会う。アガタは翌朝ここを旅立ち、恐らく兄と永遠に別れようとしている。海辺の別荘で、アガタは10代の数年間の夏を過ごしていた。彼女が18歳の時、兄が久しぶりにヴィラ・アガタにやって来る。兄には婚約者がいた。隣接し互いに音が筒抜けになる寝室で、兄は女たちを連れこみ、アガタもまた兄の友人とのセックスを体験した。翌日、いつものように全裸で昼寝をするアガタを兄が見つめる。兄は彼女の横に身を横たえた……。
「マルグリット・デュラスのアガタ」の解説
愛を追求した作家、また実験的な映画監督としても知られるマルグリット・デュラスによる、眼に見えないものを追求した愛の朗読劇。自身の著書『死の病い・アガタ』を基に、海辺の古びたホテルに兄と妹という2人の男女のみが登場する。
「二十四時間の情事」の脚本や「愛人/ラマン」の原作で知られる作家にして映像作家、故マルグリット・デュラスの監督作。肉体的に愛し合ってしまった過去を持つ、ある兄妹。海辺の別荘で再会した彼らの姿と別れを、静謐なタッチで映し出していく。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2003年2月1日 |
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キャスト |
監督:マルグリット・デュラス
原作:マルグリット・デュラス 出演:ビュル・オジエ ヤン・アンドレア |
配給 | ジェイ・ブイ・ディー |
制作国 | フランス(1981) |
上映時間 | 86分 |
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