坂の上のマリア 作品情報
さかのうえのまりあ
北九州・八幡。皿倉山の中腹、車道から数百メートルの狭い路地と階段を上がった所にひとりで暮らしている78歳のマリアは、無愛想で頑固な老女。いつも憎まれ口をたたいては、周囲を困らせている。ある日、彼女は孫の千里の為に買ったスイカを階段で落とし、転倒して怪我を負ってしまう。この事故をきっかけに、彼女は平坦な新興住宅地に暮らす息子一家の家に引っ越すことになるのだが、引っ越しの日が近づくにつれて、“きつくて不便で、いいところ”で過ごしてきた日々の想い出が彼女の脳裡に蘇る。そして引っ越しの日の朝、愛着のある土地から離れ難くなったマリアは、迎えに来た息子から逃げるように山の畑へ駆け出すのだった。
「坂の上のマリア」の解説
不便ながらも、長年住み慣れた土地から引っ越すことになった老女の心情を描くヒューマン・ドラマ。監督・脚本は「お~い!」の瀬木直貴。撮影を磯貝均が担当している。主演は「執炎」の入江杏子。スーパー16ミリからのブローアップ。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 2001年4月28日 |
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キャスト |
監督:瀬木直貴
出演:入江杏子 渡邊恵海 中西和久 中村有志 鶴崎富江 佐々木利明 安永忠司 |
配給 | 岩波映像 |
制作国 | 日本(2001) |
上映時間 | 70分 |
ユーザーレビュー
総合評価:5点★★★★★、1件の投稿があります。
P.N.「智子」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2018-03-25
西丸山町の山坂で育った私。まさしく、その階段その風景自体がふるさとです。ふるさと懐かしい西丸山町を舞台にしてくださり、ありがとうございます。