黒猫・白猫 作品情報
くろねこしろねこ
ユーゴスラヴィアのとある田舎町。マトゥコ(バイラム・セヴェルジャン)は博打や儲け話に乗っては元手をスッてしまい、父親のザーリェ(ザビット・メフメトフスキー)に見限られている。起死回生の策として新興ヤクザのダダン(スルジャン・トドロヴィッチ)に貨物列車強奪計画を持ちかけるが失敗。困り果てたマトゥコは息子のザーレ(フロリアン・アイディーニ)をダダンの妹アフロディタ(サリア・イブライモヴァ)と結婚させる条件を飲んでしまう。ザーレは恋人イダからその話を聞かされるがどうにもできない。結婚式当日。ザーリェは孫息子の結婚を憂い、死んでしまう。ザーレはアフロディタに式から脱出するよう促す。花嫁不在で式は大混乱。参列者総出の捜索が始まる。逃げるアフロディタは道中、ノッポの男に助けられる。運命を感じたふたりはその場で結婚を約束。実はこの男の祖父はジプシー世界を牛耳る“ゴッドファーザー”。ダダンはかつて彼の見習だったので、ふたりの仲に口出しできない。“ゴッドファーザー”はザーリェとも旧知の仲ということも幸いし、晴れて二組のカップルが誕生。死んだはずのザーリェも生き返り、孫のザーレにヘソクリを託してふたりを祝福するのだった。
「黒猫・白猫」の解説
ばくち好きがこうじて巻き起こる騒動を描いたドタバタコメディ。監督は「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ。脚本は「ジプシーのとき」のゴルタン・ミヒッチ。製作のカール・バウムガルトナー、製作総指揮のマクサ・チャトヴィッチ、編集のスヴェトリク・ミカザイッチ、衣裳のネボイシャ・リパノヴィッチは「アンダーグラウンド」に続く参加。撮影は「フィフス・エレメント」のティエリー・アルボガスト。音楽はネレ・カライリチ、ヴォイスラフ・アラリカ、デーシャン・スパラヴァロ。美術はミレンコ・イェレミッチ。録音はネナド・ヴカディノヴィッチ。出演はバイラム・セヴェルジャン、「アンダーグラウンドのスルジャン・トドロヴィッチほか。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1999年8月21日 |
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キャスト |
監督:エミール・クストリッツァ
出演:バイラム・セヴェルジャン スルジャン・トロヴイッチ ブランカ・カティク フロリアン・アジニ リュビシャ・アジョヴィッチ サブリ・スレジマニ ジャセール・デスタニ アドナン・ベキール ザビト・メメドッフスキ サリア・イブライモヴァ ストジャン・ソティロフ ゼダ・ハルテカコヴァ プレドラグ・ペピ・ラコビッチ プレグラグ・ミキ・マノジョロビッチ |
配給 | フランス映画社 |
制作国 | フランス ドイツ ユーゴスラビア(1998) |
上映時間 | 130分 |
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