グスコーブドリの伝記(1994) 作品情報
ぐすこーぶどりのでんき
イーハトーブの大きな森の中に生まれたグスコーブドリは、ある年の冷害が原因で、父や母、そして妹のネリと離ればなれになる。沼ばたけの赤ひげの農家で働くことになったブドリは、クーボー博士の書いた本で勉強し、オリザの病気の駆除に成功するが、また次の年、冷害と旱魃が続いてオリザは全滅。ブドリは赤ヒゲ夫婦の元を後にし、イーハトーブの町のクーボー博士を訪ねた。博士の紹介で火山局で働くことになったブドリは、ペンネン技師の下で、火山を科学的に利用して農業に役立てる仕事につく。今や結婚して幸せに暮らしているネリとも再会する。だがブドリは、再びやってきた寒い気候から作物を守り人々を飢饉から救うために、自らの命を犠牲にしてカルボナード火山島に旅立っていった。
「グスコーブドリの伝記(1994)」の解説
村を襲う飢饉の阻止に生涯を捧げたグスコーブドリの姿を描く長編アニメーション。宮沢賢治晩年の同名の童話をもとに、賢治没後60周年を記念して作られた作品。監督、脚本及びオリジナルキャラクターを中村隆太郎が担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1994年7月16日 |
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キャスト |
監督:中村隆太郎
原作:宮澤賢治 出演(声):高山みなみ 石田太郎 池田一臣 峰野勝成 篠倉伸子 土師孝也 信沢三恵子 鷲尾真知子 |
配給 | 東京テアトル=共同映画全国系列会議 |
制作国 | 日本(1994) |
上映時間 | 85分 |
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