サロゲート・マザー Surrogate Mother 作品情報

さろげーとまざー

日系アメリカ人の人気キャスター、ナオミ・野村は不妊症に悩んでいたが、建築家の夫・マイクと相談の末、代理出産を決意する。信頼する弁護士・デイヴィッドの紹介により聡明で健康な短大生・ジェニーが代理母に選ばれるが、その直後から周囲で不吉な事件が頻発し始めた。実はジェニーと愛人関係にあったデイヴィッドが不可解な自殺を遂げ、次いでナオミのエージェントで、ナオミに頼まれてジェニーの経歴を調査していたジェイが惨殺される。ナオミは次第にジェニーへの不信感をつのらせていくが、すでに妊娠しているジェニーを前になすすべはなかった。ナオミの家に同居し始めたジェニーは、侮辱的な態度や恐喝まがいの要求で夫婦を精神的に追い込み、ついには事故に見せかけてマイクに大怪我を負わせた。実は幼い頃、交通事故で親兄弟を失ったジェニーは、事故の相手であったマイクへの復讐をずっと計画していたのだ。事故の原因はジェニーの父の方にあったが、幼い彼女は家族を殺されたと信じて疑わなかった。ナオミの外出を確認したジェニーは、怪我で身動きのとれないマイクを日本刀で襲った。ジェニーの過去を調べ上げてマイクの危機に気づいたナオミは、急いで自宅へ戻り、お腹の子供を人質にして復讐に燃えるジェニーに立ち向かう。ジェニーの陣痛が始まり、ナオミはためらいを見せたが、傷ついたマイクが渾身の力を込めて引き金をひき、長い戦いの日々は幕を閉じた。病院に運ばれた瀕死のジェニーから子供は無事に救い出され、数カ月後には、赤ん坊を抱くマイクとナオミの幸せな姿があった。

「サロゲート・マザー Surrogate Mother」の解説

妻の不妊症に悩んだ夫婦が、子供のいる家庭を夢見て代理母(サロゲート)を依頼したことから思わぬ災難に見舞われていくサスペンス・ドラマ。主人公の人妻を演じるのは、シンガーとしての本格的な海外進出も話題となっている松田聖子。「どっちもどっち」以来6年ぶりの映画出演で初めてのハリウッドとの合作映画、しかも本格主演であり、加えて主題歌も担当するなど、そのエンターテイナーぶりを遺憾なく発揮している。ヒロインの夫に「ルームメイト」のスコット・コーヘン、代理母の女性には「モータル・コンバット」のブリジット・ウィルソンがふんする。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1996年5月18日
キャスト 監督レネイ・アーロム
出演松田聖子 スコット・コーヘン ブリジット・ウィルソン ピーター・ボイル ガイ・ボイド
配給 東映ビデオ
制作国 日本(1996)
上映時間 96分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「サロゲート・マザー Surrogate Mother」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:44

広告を非表示にするには