P.N.「オーウェン」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★☆
- 投稿日
- 2024-01-01
宿敵のコウモリ型・人食い怪獣ギャオスとの死闘をメインに、伝説のアトランティス大陸まで遡る壮大なストーリーは、かなり頑張っていて、初期から中期のゴジラシリーズのように、人類が無意味に怪獣たちを攻撃しないのがいい。
ギャオスが単体生殖で、極めて繁殖率が高く、しかも夜行性で人間を好むなど、いろいろな仕掛けが施されているのも凝っている。
とにかく、特撮がリアルで見事だ。
ギャオスの幼体を捕獲するシーンは、実際に当時の福岡ドームで撮影して、屋根を開き、とにかく大掛かりなのだ。
そして、自衛隊の兵器や航空機等も本物が使用され、ミニチュアを使ってのビル街のセットなども頑張っていると思うな。
興味深かったのは、ガメラと心で交信する少女役の藤谷文子は、スティーヴン・セガールの実の娘さんだということだ。