お星さまのレール 作品情報
おほしさまのれーる
一九四〇年、朝鮮の北、満州にほど近い鴨緑江河口の街・新義州に父・和彦、優しい母・益子、妹のミコ、そしてお手伝いのお花と幸福に暮らしていた五歳の少女チコ。だが憧れの赤いランドセルは禁止され、父が兵隊に駆り出されるなど、戦争の影は徐々に忍び寄ってきた。一家は祖父母の住む平壌へ。さらにミコが腸チフスにかかり亡くなり、お花は不注意でチコを傷つけたばかりに解雇されたりと不幸は続く。やがて戦争が終わった。ソ連軍が進駐するなか、チコの一家は他の日本人と共に貨物列車に身を隠し日本への逃避行を図る。数々の苦労の末チコたちは無事国境を越えるのだった。
「お星さまのレール」の解説
太平洋戦争の渦に巻き込まれた、旧満州の日本人少女の一家の姿を、戦争の悲劇を謳いながら描くアニメ。女優の小林千登勢が実体験を元に書いた同名の童話(金の星社・刊)の映画化で、監督は「カッパの三平」の平田敏夫。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1993年7月10日 |
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キャスト |
監督:平田敏夫
原作:小林千登勢 出演(声):鷹森淑乃 田中秀幸 潘恵子 緒方賢一 坂本千夏 鈴木れい子 丸尾知子 辻親八 |
配給 | 共同組合全国映画センター |
制作国 | 日本(1993) |
上映時間 | 76分 |
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