別れたっていいじゃないか 作品情報

わかれたっていいじゃないか

カードの英公こと椎名英次は、カード賭博師、目下のところガソリン・スタンドに働いている。そのスタンドに、派手なオープンカーをつけたのが、恵子だった。今日は、英次が弟同様に可愛がっている一郎が初めて歌手として「スカイ」のステージに立つ日だ。、英次は「スカイ」へ行った。そこでグレン隊にからまれている恵子を救けてやった。が、生命だった右手を刺されて入院の始末。恵子が、よく見舞いに来た。彼はいつか快活で素直な恵子に惚れていた。避けようとしてももう駄目だ。そこで、恵子の父親の井本製薬社長に会うことになった。湖畔にある別荘に行った。そこで会った立派な青年は、彼女を愛しているらしい。英次は、物蔭から恵子と父親の会話を聞いているうちに逃げ出した。彼は決心したのだ。俺はやめたって。彼女をヤクザな世界にひきずりこめない。だが、恵子はあきらめない。アパートへ帰らない英次を探して、賭場までやって来た。そこで、ゆすりの大芝居。これを見て、恵子も英次に愛想をつかした。それから拳銃のどたばた騒ぎで、英次は右手をつぶした。これでもうカードは扱えない。彼はかたぎになれるのだ。一郎の歌が聞えてきた。--別れたっていいじゃないか、想い出があるじゃないか……。

「別れたっていいじゃないか」の解説

神戸一郎のヒットソングを織りこんだ歌謡映画。「白いジープのパトロール」の星川清司の脚本を、「嵐の講道館」の枝川弘が監督、石田博が撮影した。「都会という港」の川崎敬三、「不敵な男」の川上康子が主演するほか、神戸一郎が特別出演している。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督枝川弘
出演川崎敬三 川上康子 神戸一郎 永井智雄 見明凡太朗 鶴見丈二 酒井三郎 岡崎夏子 千早景以子 夏木章 三宅川和子 田中三津子 成田昇二 真中陽子 津田駿二 入江洋佑 久保田紀子 橘よし子 石上正二 若林祥二 井上信彦 中原健 金沢義彦 高浜裕 武江義雄 花野富夫 奈良ひろみ 藤巻公義 湊秀一
制作国 日本(1958)
上映時間 66分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:46

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