傷害恐喝 前科十三犯 作品情報

しょうがいきょうかつぜんかじゅうさんぱん

峰岡組幹部沖津政次はライバル黒沼興業社長黒沼を殺したことから十三度目の刑務所入りとなった。それから間もなく、政次は面会に来た弟分の茂から、峰岡の死と組の衰弱を伝えられた。親分は何者かに刺殺され、黒沼が峰岡の借金を肩代りして、担保になっている約一億円の土地をとりあげたという。監房では、復讐を誓う政次に中沢、須田、北川が応援を申出た。二年がたち、政次は出所した。彼は峰岡の未亡人マキと子供を茂に預けると、黒沼に宣戦布告、先に出所している三人と一億円を奪い返す作戦を練った。それから数日、競馬のノミ屋をやっている黒沼不動産で大事件が起きた。中沢が大穴で千二百万円をあて、不動産に金のないことから借用証を書かせたのだ。政次も黒沼との花札勝負に勝ち千五百万円の証文を書かせた。黒沼はその腹いせに政次の情婦早苗と須田を惨殺、続いてマキと茂をも殺してしまった。怒りに燃える政次ら三人はやがて黒沼一派に殴り込みをかけ、黒沼をあの世に送った。

「傷害恐喝 前科十三犯」の解説

「博徒百人 任侠道」の山崎巌と「さくら盃・義兄弟」の西田一夫が脚本を共同執筆、「やくざ非情史 刑務所兄弟」の松尾昭典がメガホンをとったアクションもの、撮影は「代紋 地獄の盃」の岩佐一泉。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督松尾昭典
出演宍戸錠 南利明 長門勇 深江章喜 岡崎二朗 峯京子 久本有紀 原恵子 須藤健 安部徹 木浦佑三 柳瀬志郎 高橋明 中平哲仟 丹波哲郎 小林勝彦
配給 日活
制作国 日本(1969)
上映時間 93分

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最終更新日:2022-07-26 11:03:50

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