ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 作品情報

ごじらえびらもすらなんかいのだいけっとう

南太平洋で遭難した兄の弥太を探すため、良太はヤーレン号というヨットで出航した。良太には学生の市野、仁田、吉村が同行したが、出航後一カ月目に大嵐にあい、ヨットは転覆し、四人は海上に投げ出されてしまった。その時、良太は海中から現われた巨大な鋏を目撃したが、気を失ってしまった。やがて、四人が打ち上げられた所はレッチ島という椰子の生い繁る孤島の渚である。島の娘ダヨは良太たちに食事をさせると奇怪なことを話した。世界制覇を目ざして原水爆を製造する「赤イ竹」一味が人喰い海獣エビラを操って島民を苦しめているという。また、隣のインファント島には平和の使いモスラという大怪獣がいるという。早速、インファント島に渡った良太たちは、そこで兄の弥太と会った。喜んだ良太たちは「赤イ竹」を滅ぼすことを決め対策を練る。やがて、彼らは原子炉破壊を目的に「赤イ竹」一味の地下製造所にもぐり込むが、忽ち発見され危機に陥った。その時、突然現われたのが、ゴジラで、慌てふためいた「赤イ竹」一味はエビラを呼んだ。エビラは巨大な鋏を持っている。良太が嵐の中で見たのはエビラの鋏だったのだ。エビラとゴジラは凄じい決闘を展開した。エビラがゴジラの口から吐き出される放射炎に危うしと見た「赤イ竹」はジェット機を繰り出したが、その時、モスラが現われゴジラに加勢したため、ついに原子爆弾を使うことに決めた。しかし皮肉なことに、原子爆弾で倒れたのはエビラだった。モスラとゴジラは、悠々と去っていく。その間に、良太たちは地下工場を破壊してしまい、「赤イ竹」一味の野望を打ち砕いてしまった。再び平和に戻った島を後に、ヤーレン号に乗った良太たちを、ダヨはいつまでも見送っていた。

「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」の解説

「ゼロ・ファイター 大空戦」の関沢新一がシオリオを執筆し、「怒涛一万浬」の福田純が監督した怪獣特撮もの。撮影も「ゼロ・ファイター 大空戦」の山田一夫。なお、特技監督には「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」の円谷英二があたっている。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督福田純
出演宝田明 渡辺徹 伊吹徹 当銀長太郎 砂塚秀夫 水野久美 田崎潤 平田昭彦 伊藤久哉 岡部正 天本英世 本間文子 中北千枝子 池田生二 佐田豊 渋谷英男 丸山謙一郎 大前亘 石田茂樹 沢村いき雄 小沢憬子 広瀬正一 鈴木和夫 緒方燐作 ペア・バンビ 中島春雄
配給 東宝
制作国 日本(1966)
上映時間 86分

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ユーザーレビュー

総合評価:4.33点★★★★☆、3件の投稿があります。

P.N.「オーウェン」さんからの投稿

評価
★★★★
投稿日
2024-06-09

マグロ漁船が遭難し、乗組員達は絶望しされたが、遺族の中にはイタコがあの世にはいないと言ってるから、生きてるはずだと言い出す。

乗組員の弟の良太は、東京に出て、新聞社に訴えるが相手にされない。
そんな時、優勝商品が、豪華ヨットのゴーゴー大会のポスターを見て、会場に出かける。

大会には参加できなかったものの、そこで市野(当銀長太郎)、仁田(砂塚秀夫)と知り合い、ヨットを見に、ヨットハーバーに向かう。

あるヨットに乗り込んだところ、そこには吉村(宝田明)という男がいた。
朝になった、そのヨットは太平洋上にあった。良太が出帆させたのだ。

航海中のある暴風雨の夜、巨大なエビのはさみに、ヨットは破壊される。
なんとか島にたどり着いた3人だったが、そこは某国の核兵器工場だった!!

ゴジラシリーズ第7作目の「ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘」。
最初イタコのシーンから話が始まったのでどうなることかと思ったら、そういう風に南の島に話を持っていったんですね。

最終更新日:2024-11-06 17:05:35

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