特ダネ三十時間 危険な恋人 作品情報

とくだねさんじゅうじかんきけんなこいびと

日本新聞の社会部記者清水浩平は、特集記事のネタ探しにナイトクラブ「青い蘭」にいた。人気歌手若原が歌っている。と、一人の女が若原を面罵した。浩平はその女、元スチュワーデスの伸子をアパートへ連れていった。恋を裏切った若原への怒り、伸子は自嘲的に笑った。しかし、女の表情には秘密の臭いがあった。数日後、伸子から殺されるかもしれないという電話がかかった。浩平は約束の場所へ駈けつけたが、途中、伸子は変死体となっていた。伸子の死は目撃者である警官の証言によって自殺と発表された。伸子の葬式の日、浩平は毎朝新聞の大木と会った。彼も伸子の死因をさぐろうと動いていたのだ。浩平は伸子の妹毬子から重要な事実を聞きだした。伸子は若原に麻薬を注射され、あげくのはて捨てられたのだという。浩平は若原のアパートへ走った。若原と一人の女がいた。突然、拳銃を突きつけられた。ペイ売人と感ちがいした麻薬Gメンの竹内だった。若原の部屋にいた女はスチュワーデスの冴子と判った。冴子のスーツケースにはヘロインがいっぱい詰まっていた。冴子は一切を自白した。取引き場所パシフィックホテルの一室。ホテルには李という外国人が現われたが、難なく逮捕された。李は若原から割符を六十万で買ったという。ステージで歌い終った若原も、手錠をうたれた。

「特ダネ三十時間 危険な恋人」の解説

特ダネ三十時間シリーズの第九話。「五人の突撃隊」の舟橋和郎の脚本を、「天下の快男児 旋風太郎」の若林栄二郎が監督した。撮影担当は「大学武勇伝」の佐藤三郎。

公開日・キャスト、その他基本情報

キャスト 監督若林栄二郎
出演南廣 斎藤紫香 神田隆 成瀬昌彦 清村耕次 関山耕司 佐原広二 南川直 大東良 朝風みどり 吉川満子 波島進 梶すみ子 新井茂子 川島みき 曽根秀介 山東昭子 河野秋武 須藤健 佐藤淑子 小金井秀春 清水一郎 山本麟一 沢彰謙 稲吉靖 花澤徳衛 石島房太郎 滝沢昭 小塚十紀雄 木川哲也 片山滉 ロス・ウィリアムス 野々浩介
配給 東映
制作国 日本(1961)
上映時間 64分

ユーザーレビュー

レビューの投稿はまだありません。

「特ダネ三十時間 危険な恋人」を見た感想など、レビュー投稿を受け付けております。あなたの映画レビューをお待ちしております。

最終更新日:2022-07-26 11:03:52

広告を非表示にするには