不良番長 一網打尽 作品情報
ふりょうばんちょういちもうだじん
一匹狼の神坂弘にとって生まれ育った新宿を我もの顔縄張りを張る暴力団、大東共友会の存在を認めることはできなかった。そこで神坂は、アパッチ、シック、ジャブ等グレン隊とカポネ団を結成、自らリーダーとなって共友会と対抗することにした。グループの初仕事として故買品を隠してある倉庫へ警察官に扮して襲い、なんなく盗品を押収してしまった。数日後、神坂たちが豪遊していたキャバレーが突然火事となり、大騒動。そしてそのキャバレーのマネージャー、五郎と知り合う。この五郎という男、ガメツさにかけては神坂をも舌をまくほどで、焼け残ったツケ伝票を利用して次々と金を賭いでいった。そんな時、神坂と刑務所仲間だった力石がカポネ団の前に現われた。共友会の幹部である力石は、出所後には共友会々長の大滝にけむたがられていた。神坂は力石の態度から殺しの命を受けていることを察知したが、力石は自分を裏切った共友会に抵抗するかのように神坂を屁い、自ら組員の銃弾を浴びて倒れた、そして、神坂に共友会の麻薬の取り引き場所を口走って息を引き取った。散々痛めつけられた共友会への仕返しにカポネ団は沸き立った。翌日、神坂以下、八人のカポネ団は、オートバイに乗り、揃いのライダールックに身を固めてライフル、マシンガン、ダイナマイトを携えて立ち向って行った。
「不良番長 一網打尽」の解説
“不良番長”シリーズ第十五作目。悪どく稼ぎまくる新興暴力団とその上まえを撥ねようとゲリラ作戦を展開させる不良番長グループとの争いを新宿を舞台に描く。脚本は「不良番長 のら犬機動隊」の松本功と山本英明、監督も同作の野田幸男、撮影は「狼やくざ 葬いは俺が出す」の山沢義一がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1972年9月14日 |
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キャスト |
監督:野田幸男
出演:梅宮辰夫 山城新伍 安岡力也 久保浩 鈴木ヤスシ 岡崎徹 工藤正見 車英二 誠直也 ひし美ゆり子 真理アンヌ 内田朝雄 室田日出男 八名信夫 堀田真三 花田達 木下哲也 佐藤晟也 大泉滉 小林千枝 渡瀬恒彦 藤江リカ 由利徹 藤竜也 福富太郎 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1972) |
上映時間 | 88分 |
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