不良番長 暴走バギー団 作品情報
ふりょうばんちょうぼうそうばぎーだん
集団万引事件の犯人に間違えられ、留置所入りしていたカポネ団の面々は、釈放されると、新宿にあるモデル住宅を根城にガセネタのテキヤ商売を始めるが、そこを縄張りとする暴力団拓心会の機ヤリが入って失敗。なんとか再起を計ろうと考えついたのが当られ屋。大日本ムチ打ち協会なるものを設立させ、事故後の補償金をせしめては儲けていたが、五郎はホンモノのムチ打ちになり入院する始末。この商売にみきりをつけた神坂は、次に「東都畜犬協会」なるものを設立し、野良犬を集めては血統書付きの名犬に仕立てて、ホステスや奥様族に売りつけてボロ儲けをしていたが、これも拓心会の横車にあってやめざるをえなくなった。ある日、神坂の練鑑時代のダチ公五木勝が、不動産屋の社員となって、けっこう儲けているのを知ると神坂らは「万博不動産」というこれまたインチキ不動産会社を新設、家のカラ売りをはじめた。そして都下の土地まで手をのばし、宅地造成で大儲けをたくらむが、ここでも拓心会と対立してしま今拓心会々会長で新日本土地の社長でもある二階堂修造は、兄の泰造と組んで、計画倒産をもくろむマンション投資会社や、五木の会社が造成した別荘地の横取りを計画していた。その上、京子の伯母の土地まで手に入れようとしていたのだ。二階堂兄弟のために、ことごとく仕事の邪魔をされ、相棒のアパッチ、銀子、それに五木の上司市村まで殺されたカポネ団は、ここで一か八かの勝負に挑んだ。バギー車、そしてオートバイに乗り込んだカポネ団は撃音とともに拓心会に殴り込んでいった。
「不良番長 暴走バギー団」の解説
「不良番長 出たとこ勝負」に続く不良番長シリーズ、第9作目。脚本は、「不良番長 出たとこ勝負」の山本英明と松本功、監督も同作の内藤誠。撮影は「戦後秘話 宝石略奪」の山沢義一がそれぞれ担当。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1970年10月29日 |
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キャスト |
監督:内藤誠
出演:梅宮辰夫 谷隼人 山城新伍 植田峻 鈴木ヤスシ 砂塚秀夫 カルーセル麻紀 永原和子 山田桂子 上田吉二郎 天津敏 八名信夫 中田博久 福山象三 佐藤京一 佐藤晟也 木川哲也 三原葉子 由利徹 根岸明美 鈴木暁子 園佳也子 相馬剛三 藤村有弘 南利明 殿山泰司 菅原文太 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1970) |
上映時間 | 84分 |
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