P.N.「pinewood」さんからの投稿
- 評価
- ★★★★★
- 投稿日
- 2024-04-03
本篇が公開当時,海外評価で梶芽衣子はお人形さんのようだと低く評されることもあったがヒロイン梶芽衣子はタランティーノ監督を魅了していることを最近知った次第
そねざきしんじゅう
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本篇が公開当時,海外評価で梶芽衣子はお人形さんのようだと低く評されることもあったがヒロイン梶芽衣子はタランティーノ監督を魅了していることを最近知った次第
私が曽根崎心中に関心を持ったのは昔、我が家のすぐ隣に住んでおられた、ある公立大学の先生が歌舞伎を教えておられて、近松門左衛門さんの研究者だったからだ。この映画は私にとって共感できるところが多く、曽根崎心中の虜になってしまった。梶芽衣子さんの美貌に完全に悩殺された。素晴らしい作品だ。
曽根崎心中をまた観た。やはり素晴らしいの一言に尽きる。近松門左衛門さんと言えば近松部屋というのがあり、古い階段が残っている。我が家の玄関はすぐにロフトにつながる階段があるが、それが近松部屋の階段とそっくりなのだ。だから私はこの映画を決して忘れることができない。梶芽衣子さんは美しすぎる。凄くいいオンナだ。大好きだ。
曽根崎心中を観て、近松の世界にはまった。原作を読み、お初天神へ行き、近松の墓へ行った。生きることの喜びと悲しみが見事に凝縮されている。