悲しい色やねん 作品情報
かなしいいろやねん
夕張トオルは大阪のヤクザ夕張組の一人息子だが、家業を継がず銀行員として働いていた。ある日、組長の父が四国でライバルの三池組系元ヤクザと喧嘩をした。しかし、トオルの活躍でコトは大きくならずにすんだ。一方、トオルの高校の同級生で三池組の桐山恵も無意味な争いはしたくなかった。トオルは夕張組をゲーム用品の製造会社にして後を継ぎ大きなビジネスを目指していた。恋人ミキの父で御殿山コンツェルン総裁の援助も期待できる。夢は黒浜を日本のラスベガスにすることだった。友情厚いトオルと恵はビジネスで組みたいと考えていたが、三池組組長は夕張組をつぶすことしか考えていなかった。立場の悪くなった恵は襲われ、トオルの父も暗殺された。トオルは、三池のいる病院へ乗り込んで撃ち殺した。しかし、恵も堂上マコというトオルに異常な愛をよせる女の凶弾に倒れたのだった。
「悲しい色やねん」の解説
ヤクザの二代目を継いだ男と幼馴染みで敵対する組の男との友情を描く。小林信彦の同名小説の映画化で、脚本・監督は「バカヤロー! 私、怒ってます」(総指揮・脚本)の森田芳光、撮影は「マルサの女2」の前田米造がそれぞれ担当。主題歌は、上田正樹(「悲しい色やねん」)。
公開日・キャスト、その他基本情報
公開日 | 1988年12月10日 |
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キャスト |
監督:森田芳光
原作:小林信彦 出演:仲村トオル 高嶋政宏 藤谷美和子 石田ゆり子 橘ゆかり 森尾由美 秋野太作 イッセー尾形 上田正樹 小林薫 松居一代 津村鷹志 加藤善博 阿藤海 加藤武 北村和夫 江波杏子 高島忠夫 |
配給 | 東映 |
制作国 | 日本(1988) |
上映時間 | 102分 |
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