コブラ SPACE ADVENTURE 作品情報

こぶらすぺーすあどべんちゃー

宇宙の一角に浮かぶ惑星ダグザード。ここの砂漠地帯で賞金稼ぎ業に精を出していた重犯罪捕獲人ジェーンと、かつて宇宙にその名をはした海賊コブラが出会った。バツグンのプロポーションを持つ美人のジェーンにひかれたコブラ。そんな二人を宇宙征服をたくらむ悪の組織ギルドの手先が追う。左手に組み込まれたサイコガンで応戦、敵を倒すコブラ。やがて、二人は、コブラの相棒レディの待つ愛船タートル号で宇宙に逃げのびた。甘い二人のラブ・シーン。ジェーンは、実は宇宙を彷徨している死滅したミロス星の女王の末裔だった。この星を蘇らせるためには、ジェーンの三つ子の姉妹、キャサリンとドミニクを捜し出さねばならない。ジェーンはコブラに協力を申し込んだ。なぜなら、この自動推進装置を内臓しているミロス星を使って、ギルドが第七銀河を滅ぼそうとしているのだ。タートル号は、キャサリンが捕えられているラホール星のシド刑務所へ。しかし、キャサリンはギルドの幹部クリスタル・ボーイを愛しており、ジェーンはその裏切りに、コブラに妹ドミニクに会ってくれと言い残して生命をおとした。愛する彼女のことを想うコブラ。雪に埋れたルールジュ星でゲリラの首領サンドラに捕えられたコブラは、そこでドミニクと出会う。彼女は姉と同様に彼を愛するが、クリスタル・ボーイが追って来たのだ。激しい戦闘の中、ゲリラは全滅し、ドミニクも倒れる。ミロス星の推進装置を、残るキャサリンにセットさせないためにも、コブラはミロス星へと向かった。悲しみにくれてる暇はない。やがてミロス星にキャサリンを伴ったクリスタル・ボーイの一行がやってきて、コースをセットする。コブラがクリスタル・ボーイを殺った時は、すでに手遅れだ。ギルドの呪縛のとけたキャサリンが、自己犠牲でもって銀河破壊へと向かうミロス星を爆発させるしかない。「私の姉さんたちが愛した人……コブラ……ステキね」。コブラは静かに微笑み返し、静かにその場を離れるのだった。

「コブラ SPACE ADVENTURE」の解説

一匹狼の海賊としてその名を宇宙に知られた男・コブラが、悪の組織ギルドの謀略を阻止する冒険行を立体3D方式とドルビー・サウンドで描くSFアニメ。原作は寺沢武一の『少年ジャンプ』連載の同名漫画。監督は「あしたのジョー2」の出崎統、脚本は寺沢武一と「ルパン三世 カリオストロの城」の山崎晴哉、作画監督は「あしたのジョー2」の杉野昭夫がそれぞれ担当。DVD化時のタイトルは「スペースアドベンチャーコブラ(劇場版)」。公開40周年記念特別4K上映として2022年12月2日(金)より2週間限定で全国24館にて公開。

公開日・キャスト、その他基本情報

公開日 1982年7月3日
キャスト 監督出崎統
原作寺沢武一
出演松崎しげる 中村晃子 風吹ジュン 藤田淑子 田島令子 榊原良子 睦五郎
配給 東宝東和
制作国 日本(1982)
上映時間 99分

ユーザーレビュー

総合評価:5点★★★★★、2件の投稿があります。

P.N.「pinewood」さんからの投稿

評価
★★★★★
投稿日
2023-07-08

矢張り本篇原作漫画の魅力何だろうなあ

最終更新日:2024-01-26 02:00:06

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